ARTICLE テイコク健康推進課

眠れない原因はこれだった!?不眠の原因を知ろう

眠れない原因はこれだった!?不眠の原因を知ろう
薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

眠れない原因には様々な原因があります。その原因を把握する事によって、今より寝つきがよくなる場合もあります。そこで、不眠に悩まされている方たちのために、眠れない原因をいくつか紹介します。

眠れない原因

その1:ストレス

ストレスが眠れない原因になってしまうのは、ストレスをためる事によって『自律神経』が乱れてしまうからです。自律神経とは、呼吸器・内臓器官の働き・血液の流れなどを調整するために必要な神経です。おもに『交感神経』と『副交感神経』から成り立っていて、昼間の時は交感神経が優位の状態で、リラックスしている時は副交感神経が優位の状態になっています。

しかし、ストレスがかかっている状態では、交感神経が優位になり、目が冴えてしまいます。そのため、就寝前に交感神経が優位にならないよう、リラックスできる環境で寝ることが大切です。

その2:痛み

怪我をしていなくても眠っている時に体が痛く感じてしまうのは、マットレスまたは敷き布団が体に合わない可能性があります。

寝具には、大きく分けて『高反発タイプ』と『低反発タイプ』があります。高反発タイプは、寝具が硬めになっていて、低反発タイプは寝具が柔らかめになっているのです。寝具の硬さを表す単位で『N(ニュートン)』があります。Nの数値が大きいほうが寝具は硬めになっています。

もしも、寝具の硬さが眠れない原因になっている可能性があれば、違う寝具に買い換えることをおすすめします。

その3:冷え性

冬の季節で腰が痛くて眠れない時は、腰が冷えてしまいそこから生じる痛みが原因で眠れなくなります。身体が冷えたら血管が収縮してしまい、体内で『疲労物質』がたまってしまうことにより痛みが生じます。

お風呂あがりのあと、1時間以内に眠れば湯冷めしにくいのでできれば1時間以内に眠りましょう。1時間以上たってしまうと、身体を冷やしてしまう場合があるので注意して下さい。

その4:うつ病

うつ病になった場合も眠れない原因になります。実際に眠れなくなってきて、その理由が本人は分からず、病院で診てもらってから、うつ病である事に気付くケースもあります。

うつ病になる原因のひとつにストレスがあるため、発症すると常にストレスを感じてしまい交感神経が常に優位に立ってしまいます。これが眠れなくなってしまう原因になります。

また、忙しいからと睡眠時間を削ってしまうと、うつ病になっていなくても、発症してしまい、眠れなくなるという悪循環に陥ってしまいます。そうならないためにも、日頃から睡眠時間をしっかり確保することが大切です。

その5:アルコール

お酒を飲んだあとはアルコールの作用で眠りやすくなりますが、これが睡眠不足に陥る原因にもなるので注意が必要です。なぜなら、お酒を飲んだら、眠るというよりも気絶に近い状態になるため、寝返りが打ちづらくなります。

寝返りを打たなければ同じ姿勢で眠り続けてしまうので、同じ身体の部分が下のほうになり圧迫され続けてしまいます。そうすると、身体が痛くなり途中で起きてしまうので、お酒を飲んだ場合には酔いがさめるまで寝ないようにするんのも睡眠不足を防ぐ一つの方法です。

その6:ニコチン

タバコに含まれる『ニコチン』には覚醒作用があります。実際に、ニコチンが体内に入ったら、アドレナリンが分泌され脳が覚醒します。すると、血圧や心拍数まで上昇してしまうので覚醒作用は強いものになっていきます。

ニコチンは鎮静作用があるので、少量の本数を吸う場合であれば気持ちを落ち着かせる事ができますが、吸いすぎたら眠れない原因になるので喫煙者の方は気を付けて下さい。

その7:概日リズム障害

『概日リズム障害』という症状でも眠れない原因になります。概日リズム障害とは、昼夜逆転した生活を送っていると体内時計が狂ってしまってしまい、眠れなくなってしまうという睡眠障害です。

この睡眠障害は交代勤務をしている方が発症しやすいのが特徴です。毎日固定で夜勤をしている場合は昼間に眠りやすくなりますが、交代勤務の場合には昼間に働いたり夜中に働いたりすることが原因です。また、長期間による寝たきりや、脳の損傷などでも概日リズム障害に陥り、眠れない原因となるので注意しましょう。

その8:睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上も呼吸が止まってしまう症状です。この症状は、肥満体型の方や隠れ肥満の方が発症する可能性が高いです。脂肪によって気道(呼吸する時の通り道)が狭くなり、その狭い状態で首を横にしたら呼吸が止まりやすくなります。このような症状にならないために、肥満気味の方は日頃からダイエットを心がけましょう。

その9:むずむず脚症候群

眠ろうとする時に足にかゆみを感じてしまって、眠れない原因になってしまうのは『むずむず脚症候群』を発症しているからです。この症候群は、別名で『レストレスレッグス症候群』とも呼ばれていて、脚がムズムズしたりピリピリしたりします。

残念ながら、この病気を発症する原因は現代の医学では分かっていません。しかし、中高年の女性が発症する割合が多く、鉄欠乏症貧血の方に出やすい傾向があるので、鉄分の補給や脚のマッサージなどを念のために行うことをおすすめします。

眠れない原因が分かったら・・・

眠れない場合には、その原因を把握して対策をし、寝つきをよくするようにしましょう。

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薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

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35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

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