ARTICLE テイコク健康推進課

乾燥肌の原因はもしかすると日常生活でしている〇〇かもしれません

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乾燥肌の原因はもしかすると日常生活でしている〇〇かもしれません
薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

乾燥肌で困っている方はたくさんいらっしゃいます。一方で、その原因が何なのかわからない方もたくさんいらっしゃいます。乾燥肌は肌トラブルの大きな要因になります。乾燥肌になる原因やそのメカニズムを知ることで、肌トラブルの改善に役立たせることができるのです。この記事では、乾燥肌の症状と原因について詳しく解説していきます。乾燥肌について知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

乾燥肌の症状は1つではありません。チェックしてみましょう!

乾燥肌の症状は1つではありません

乾燥肌といっても症状は1つではありません。ここでは、乾燥肌の代表的な症状を紹介していきます。

肌がカサカサする
シワやひび割れができる
肌がつっぱる
化粧ののりが悪い
肌に白い粉のようなものがふく
肌がピリピリする
肌がポロポロと剥がれる
ニキビや吹き出物がよくできる

この内、1つでも当てはまるものがあれば、乾燥肌の疑いがあります。通常は肌は適度な皮脂によって肌の水分量を保っています。しかし、何らかの影響を受けることによって、肌の表面が乾燥して肌のバリア機能が低下するのです。その結果、上記のような症状を発生させるのです。

肌が乾燥するメカニズムは肌細胞のバリア機能低下が原因

肌が乾燥する原因は角質層の機能低下です

乾燥肌になる最大の原因は、肌細胞のバリア機能が低下して水分を保持する能力が下がることにあります。

肌の表面の最も外側には角質層があります。そして、角質層の中にはセラミドやコレステロールなどの細胞間脂質と角質細胞があり、これらが正常に機能することで肌は乾燥や外敵から守られるのです。ところが、空気の乾燥や紫外線などによる外的要因や加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどによる内的要因によって、肌を守る細胞間脂質や角質細胞が減ってしまいます。例えば、細胞間脂質は肌細胞の隙間を埋める役割と持っているので、細胞間の脂質が減少すると水分は蒸発しやすくなります。このような状態が続くと、どんどん肌は乾燥が進んで、乾燥肌になってしまうのです。

乾燥肌を進行させるのはこんな原因があった

乾燥肌を進行させるのはこんな原因があった

ここでは、乾燥肌を進行させる原因について解説します。

  • 間違ったスキンケア

乾燥肌の原因になる間違ったスキンケア
乾燥を防ぐために化粧水を頻繁に使っている方がいらっしゃいます。しかし、化粧水だけでは逆効果になってしまうのです。化粧水は肌に水分を補給するのと同時に肌を柔らかくする成分が含まれていますが、油分はほとんど含まれていません。そのため、化粧水を肌に塗ってそのままにしておくと、化粧水だけでなく肌にもともとあった水分も蒸発します。その結果、肌の乾燥が余計に進むのです。

他にも、入浴時のスキンケアも原因になる場合があるのです。例えば、肌の洗いすぎは肌の油分も一緒に落とすので、乾燥を招きます。また、42度以上の熱いお湯に入浴するのも油分が流れ出てしまうので、乾燥肌の原因となります。

  • 加齢による肌細胞の機能低下

乾燥肌の原因になる加齢による肌細胞の機能低下

加齢は乾燥肌の大きな原因の1つです。肌に潤いを与える大切な成分にコラーゲンがあります。コラーゲンは体内で作られる成分ですが、20代をピークにコラーゲンを作る細胞の機能が低下して分泌量は減少していきます。その結果、肌は潤いを保てなくなるので、乾燥してしまうのです。

また、加齢によって肌細胞の機能が低下すると、ターンオーバーも適切にできなくなります。ターンオーバーとは新しく元気な肌を生み出して、古くなった細胞を排出する作用のことです。つまり、ターンオーバーが適切にできなければ肌のバリア機能が低くなるので、乾燥しやすくなるのです。

  • 栄養不足

乾燥肌の原因は栄養不足もあります

食事で摂取する栄養は肌の健康を保つ役割があるので、ダイエットなどで食事制限をしていると乾燥肌になる原因になります。例えば、ビタミンB2は粘膜や皮膚を健康に保つ役割があるので、不足すると肌のバリア機能が低下します。また、ビタミンCはコラーゲンの合成を助ける働きがあるので、不足すると肌の機能低下を招いて乾燥肌の原因になるのです。

ビタミンの他にも、タンパク質や脂質、ミネラルなどの成分は肌を作る重要な役割があります。どれか1つでも不足すると肌のターンオーバーが適切にできず、乾燥肌になる原因になってしまうのです。

  • ストレス

ストレスは乾燥肌の原因になります

ストレスは万病の素ですが、乾燥肌の原因にもなるのです。ストレスを感じると消化器官の働きが低下します。特に、栄養を吸収する役割がある腸の機能が低下すると、食事をしたとしても必要な栄養が吸収されなくなります。すると、肌に充分な栄養が供給されないので、肌細胞の機能が低下する原因となるのです。栄養が不足すると傷ついた肌の修復や再生ができなくなるので、肌のバリア機能が低下して乾燥肌になるのです。

  • 紫外線

紫外線は乾燥肌の原因になります

紫外線はシミやシワの原因になることで有名ですが、乾燥肌にも影響を与えます。紫外線を肌に受けると角質層が傷つけられます。角質層は肌をバリアする役割があるので、バリア機能が低下するのです。すると、水分を保てなくなるので、肌から潤いが失われて乾燥してしまうのです。

  • 空気の乾燥

空気の乾燥は乾燥肌の原因になります

エアコンなどが効いているなど、空気が乾燥した環境に長くいるのも乾燥肌になりやすくします。空気が乾燥していると水分は蒸発しやすいので、肌から水分が逃げていくのです。その結果、乾燥肌になりやすくなるのです。

まとめ【乾燥肌が進行すると肌トラブルを起こしやすくなります】

乾燥肌が進行すると、敏感肌やアレルギー体質になって肌トラブルを起こしやすくなります。乾燥肌になる原因はいくつもあるので、紹介した乾燥肌の症状が出てくれば注意するようにしましょう。

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薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

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