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知らぬ間に悪循環!便秘を解消したい人がやりがちな間違った行動とは

知らぬ間に悪循環!便秘を解消したい人がやりがちな間違った行動とは
便秘解消効果のあるお茶によって身体に負担をかけていることに、きづく
「腸活」について、数年前にテレビや雑誌などで取り上げられてから、腸活ダイエットや腸活で便秘改善といった食べ物や飲み物が話題になりました。

腸は、消化吸収と免疫機能の2つの役割を持っています。

腸活とは、腸がそれらの役割をしっかりと機能させることができるよう、腸内菌のバランスを良好に保つための取り組みのことです。
しかし、ストレスなどによって腸内環境が乱れると、免疫力の低下や便秘などお腹の不調が出やすくなります。
便秘が長く続くと、体にも負担がかかり、それが原因で体重が増加したり病気になったりしてしまうことも。
そのため、一刻も早く便秘を改善したい、という方も多いでしょう。

そのような時に、手軽に利用できるものとして便秘に効果があるといわれるお茶があります。
しかし、便秘解消の目的で飲んでいるお茶が、実は便秘を悪化させているという場合があります。

今回は、便秘解消効果のあるお茶を飲むことによって、知らないうちに便秘を悪化させてしまっている行動について紹介します。

キャンドルブッシュ茶やセンナ茶は植物だから安心?

便秘解消効果があるお茶として、キャンドルブッシュ茶やセンナ茶が販売されています。
これらのお茶には、センノシドという下剤成分が含まれています。この成分が含まれるお茶の葉は、医薬品として使用されるセンナに似た植物であるため、センナと同様、下剤としての効果があるのです。

(左がキャンドルブッシュ・右がセンナ)

キャンドルブッシュ茶やセンナ茶を飲まれている方の中には、下剤成分が含まれていることを知らないという場合も多いのではないでしょうか?
また、下剤成分が含まれているとしても「植物由来なら安心♪」と思われがちです。
しかし、これらのお茶は使用方法を誤ると、思わぬ副作用が起こる可能性があるといわれています。
特にキャンドルブッシュに関し、国民生活センターは過剰に摂取しないよう注意喚起しているほどです。

特に妊娠中の方は、成分を確認し、センナやキャンドルブッシュが含まれている場合は使用を控えたほうがよいでしょう。

 

下剤成分の入ったお茶の飲みすぎは便秘の悪循環の原因に!?

下剤をいつも飲んでいると「徐々に体が下剤に慣れてしまい、効果が感じにくくなる。」というのを聞いたことはありませんか?

実は、キャンドルブッシュ茶やセンナ茶など、下剤成分が入っているお茶も同じだといわれています。
最初はお通じがよくなり効果を実感できても、継続的に飲み続けると、逆に便秘を悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。

本来下剤は、便秘解消のために一時的に飲むものです。
それなのに日常的に飲用していると、自力で排便する力が弱まってしまいます。
そのため、必然的に飲む量は増え、結果としてキャンドルブッシュ茶などに頼らなければスムーズに排便できなくなってしまうのです。

また、強い下剤成分は下痢を引き起こし、腸内菌のバランスを乱す原因となります。
腸内環境が乱れると、便秘がひどくなったり免疫力が低下するため病気にかかりやすくなるなどのリスクが生じます。

以上のことから、キャンドルブッシュ茶やセンナ茶などは、植物由来のものであっても強い下剤成分が含まれるため、体への負担が大きいことがわかりますね。

 

 

監修者コメント

便秘を解消するための下剤には「刺激性下剤」と「非刺激性(浸透圧性)下剤」の2種類あります。
このうち、キャンドルブッシュ茶などに含まれるセンナは、刺激性下剤に分類されます。

この下剤は、動きが悪くなった腸に対して刺激を与え、腸の動き(腸蠕動)を促進させることによって排便を促す効果があります。
しかし、この下剤は腸への刺激が強いため、場合によっては下痢を引き起こすこともあります。
また、長期にわたって使い続けると腸が刺激に慣れてしまい、腸の反応が悪くなってしまうこともあります。
すると、腸蠕動が弱まり、さらに便秘を招いてしまうことも。
結果として下剤に依存せざるを得なくなってしまうのです。
医療の現場でも、継続的に使用している方は、慢性的な便秘に悩まされ、薬の量は増加傾向にありました。
中には、下剤を飲んでもすっきり排便できないため、浣腸を希望する患者さんもいるほどです。

また、刺激性下剤の効果をダイエットに使う方もいますが、これはとても危険な行為です。
下剤によって腸蠕動が活発になると、腸内で水分が吸収される間もなく便として出てしまいます。
さらに水分とともに体にとって必要な電解質も排出され、低カリウム血症などを起こす危険性もあるのです。
下剤は、便秘を解消するために、一時的に使用するものですので、使用方法を守るようにしましょう。

それから、便秘になってから対応するのではなく、便秘にならないように生活習慣を見直すことが大切です。
特にバランスの整っていない食事や運動不足は、便秘を招く生活習慣です。

監修/舘 淳子
看護師歴は約18年間
大学病院の第三内科(内分泌、血液、神経)の病棟や小児科クリニックなどで勤務

 

 

長く飲み続けるなら下剤成分無しのちょう明茶がおすすめ??

キャンドルブッシュ茶やセンナ茶など下剤成分が含まれるお茶は「全く飲んではダメ!」ということではありません。
やはり「どうしても出ない!」という時に、一時的に摂取することですばやく便秘解消の効果を得ることができます。
しかし、長期的に摂取し続けると体に負担となってしまう、ということを理解し、一時的に使用するにとどめましょう。

もし、便秘対策として日常的に健康茶を飲みたいのであれば、下剤成分が入っていない「ちょう明茶」がおすすめです。

このお茶には、下剤成分が配合されていないため、安心して飲み続けることができます。
便秘対策に効果がある理由は、ゴボウの約13倍も含まれているという食物繊維。
食物繊維の働きによって、下剤成分無しでも腸内環境を正常な状態へと整える効果が期待できますよ。

ちょう明茶は「自然のチカラで腸活美人」というキャッチフレーズからも分かるように、腸内フローラのバランスを整えてくれるお茶です。

つまり、ちょう明茶は下剤のように便を無理やり出すわけではなく、腸内環境を整えて自然な排便を促す働きがあるということ。
これなら、妊娠中など特に健康に気を使う時期でも安心して飲むことができますね。
しかし、便秘がひどいという方や今まで下剤成分を使用していた方は、効果を実感するまで時間がかかるかもしれません。

 薬剤師 伊東 和子先生
近畿大学 薬学部卒業 
薬剤師歴35年
株式会社テイコク製薬社調剤店舗
テイコク薬店弁天町店に勤務
https://www.teikoku-drugstore.co.jp
ちょう明茶
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