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【インフルエンザb型の特徴】インフルエンザb型の症状や治療方法を知ろう!

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【インフルエンザb型の特徴】インフルエンザb型の症状や治療方法を知ろう!
薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

インフルエンザは、主に冬場に流行するウイルス性の病気です。

高熱が出るというのが大きな特徴で、「38度近く出たらインフルエンザを疑う」という方も多いでしょう。

インフルエンザには「a型」「b型」「c型」といった種類があるのはご存知でしょうか?

この記事では、インフルエンザb型の特徴や、インフルエンザb型の治療方法や、インフルエンザb型の予防方法について紹介します。

【インフルエンザb型】風邪と違う?インフルエンザb型の症状

【インフルエンザb型】風邪と違う?インフルエンザb型の症状

インフルエンザ全般の基本的症状として挙げられるのは、38度以上の高熱、関節の痛み、ひどいのどの痛み、咳などの風邪に似た症状です。

風邪との違いは、その症状の1つ1つが重篤ということでしょう。

例えば関節の痛みの症状では、布団の上で体を動かすことすら困難で、「受診しなければならないけれど、体が動かない」という状況に陥ることもしばしばあります。

しかし、特にb型インフルエンザの場合は、高熱が出ないケースもまれにあるため、その場合はインフルエンザと気付かないまま完治してしまうこともあるようです。

b型インフルエンザは、インフルエンザの一般的な症状に加えて、お腹の痛みなどの消化器系の症状を伴うことがあります。

高熱症状があらわれ、さらにお腹の痛みを伴うようならば、b型のインフルエンザを疑ってみてください。

気を付けなければならないのは、高熱・腹痛があっても激しい下痢を伴う場合や、お腹の痛みが我慢できないほどの限局的なものの場合は、ウイルス性腸炎や虫垂炎など別の病気の可能性も考えられるということです。

自己判断でb型インフルエンザと決めつけて対応せず、専門医にかかって正しい診断をしてもらうことが重要です。

また、インフルエンザの大きな特徴としては強い感染力が挙げられます。

特にb型インフルエンザは人から人へ感染する病気なので、家族全員がインフルエンザでダウンしてしまうということはよくあることです。

普通の風邪にかかったときよりも格段に体調が悪くなることがほとんどで、周囲に流行の兆しがあることが多いことから、「インフルエンザかもしれない」と自覚するのは一般的にそこまで難しいものではありません。

【インフルエンザb型】いつから警戒するべき?

【インフルエンザb型】いつから警戒するべき?

b型インフルエンザの流行の特徴は、a型と比較して遅めの流行であることです。

具体的には2月下旬~春先までの、インフルエンザの流行がすでに終わったと思われがちな期間に流行する傾向があります。

なぜa型とb型の流行時期が異なるのかはまだわかっていません。

しかし、確実に言えるのは秋の終わり~冬にかけて流行するa型と、冬の終わり~春にかけて流行するb型がメインのインフルエンザは、冬の間ずっと警戒しなければならない病気ということです。

「どの型がいつ流行だから対策を取ろう」ではなく、「冬の間はインフルエンザにかからないように対策を取ろう」という心構えでいることが重要であると言えるでしょう。

【インフルエンザb型】他のインフルとの違いは?

b型インフルエンザの見分け方は、特徴的な症状と腹痛の有無、そして流行時期の遅さが判断材料になるでしょう。

これらの特徴が見られれば、インフルエンザの中でもb型であると推測できます。

インフルエンザa型、c型、新型の特徴を知ってb型と見分けよう!

その他のインフルエンザの特徴を覚えておくことも、見分けるポイントになります。

インフルエンザは「a型」「b型」「c型」のほかに、「新型インフルエンザ」が存在します。

  • a型インフルエンザ

a型とb型インフルエンザとの見分け方

毎年流行するのは、必ずといってもいいほどa型、b型で、これらの症状は広く知られているインフルエンザの症状と理解しておいて間違いはありません。

a型インフルエンザがb型と異なる点は、b型よりも高熱で、激しい症状があることがほとんどであるということです。

また、a型インフルエンザの中にも複数の「型」があることも特徴です。

基本的にインフルエンザは1シーズンに1回しか、かからないという認識のある方がほとんどですがこれは誤りです。

一度インフルエンザにかかると免疫を得られるため、確かに1シーズンに2回以上同じ型のインフルエンザにかかることはまれです。

しかし、複数の「型」があるa型インフルエンザは、この「型」の異なるウイルスが存在することで、同じシーズン中でも複数回インフルエンザにかかる可能性があります。

もちろん、a型とb型のインフルエンザも「型」が異なるため、1シーズンにどちらもかかる場合もあるでしょう。

同シーズン中に1度b型インフルエンザにかかっているのにも関わらず、再びインフルエンザにかかってしまった場合は、a型インフルエンザを疑ってみてください。

  • c型インフルエンザ

c型とb型インフルエンザとの見分け方

c型インフルエンザは、聞いたこともないしかかったこともない、という方が多いかもしれません。

この型の場合は、他の型のインフルエンザと比較して、症状が軽いことがほとんどであるためです。

発熱も37度程度だったり、他の症状も無いか軽いかだったりすることが多いので、普通の風邪であると思い受診しないケースがあります。

こうなるとインフルエンザと診断できないばかりか、気付かないまま完治してしまうことがほとんどです。

さらに、c型インフルエンザは1度かかるとそのシーズンどころか、一生の免疫を得られると言われています。

つまり、1度かかると生涯かからないことが多いため、このこともc型インフルエンザの影を薄くしている一因と言えるでしょう。

  • 新型インフルエンザ

新型とb型インフルエンザとの見分け方

新型インフルエンザは、従来のどの型にも当てはまらない型のインフルエンザのことを指します。

新型といっても、全く新しい病原体とは限らず、長らくヒトの間で流行しなかったウイルスが原因のものも含んでいるのが特徴です。

新型インフルエンザの症状は、a型やb型のインフルエンザとそこまで変わりません。
発熱や関節痛を伴う、風邪をひどくしたような症状である場合がほとんどです。

新型インフルエンザの大きな特徴として挙げられるのが、その感染力です。

a型やb型のインフルエンザと比較すると、日本人は新型インフルエンザの免疫を持っておらず、日本で一般的な型でないウイルスのため、ワクチンの接種もままならない場合がほとんどです。

この理由により、新型インフルエンザが一度流行しだすと、爆発的に患者数が増えます。

症状は他のインフルエンザと変わらなくても、新型インフルエンザが恐れられ、一度流行がはじまると大騒ぎになるのは、この日本での感染力の強さが理由と言えるでしょう。

新型インフルエンザが流行すると、必ずと言っていいほど全国ニュースに取り上げられます。

このニュースが持ち上がった年にインフルエンザにかかったら、新型インフルエンザを疑うべきです。

インフルエンザの診断は病院での検査が正確で早い!

流行の傾向を分析することで、どのインフルエンザの型であるのかを見分ける助けになります。

例えば、家族がb型インフルエンザにかかっているのなら、自分もb型インフルエンザにかかる可能性が高いでしょう。

その他にも学校や職場の流行を見ておくことで、症状と併せてどの型にかかっているのか判断することが可能です。

また、ほとんどの医療機関でインフルエンザの検査ができます。
鼻の奥を綿棒でこすってウイルスを採取し、15分程度で結果を知れるのが一般的です。

この検査で、インフルエンザにかかっているか否かだけでなく、どの型にかかっているのかまで知れます。

どの型か見分けるもっとも確実な方法は、この検査を受けることと言えるでしょう。

【インフルエンザb型】小児は特に合併症に注意しよう!

【インフルエンザb型】小児は特に合併症に注意しよう!

b型に限らず、どの型のインフルエンザであっても、注意すべき合併症があります。

中耳炎などの感染症にさらにかかってしまったり、気管支炎や肺炎などの呼吸器の合併症にかかってしまったりする場合があります。

発熱が長く続いたり、熱が下がっても喉などの痛みや咳がしばらく続いたりするようなら、合併症を疑うようにしましょう。

また、小児の場合は特別に気を付けなければならない合併症があります。
それは、「インフルエンザ脳症」と呼ばれる神経系の病気です。

インフルエンザにかかった際に、通常の症状に加えて、呼びかけに応えない、うわごとのような言葉を繰り返す、けいれんを起こすなどの症状があらわれるのが特徴です。

主に5歳以下の小児に起こりやすい症状なので、インフルエンザにかかったお子さんにこれらの症状が見られた場合、すみやかに医療機関を受診するようにしましょう。

夜間などで近医があいていない場合でも、総合病院の救急外来などに相談することをおすすめします。

インフルエンザ脳症は、強めの解熱・鎮痛剤を使用することで悪化する場合があります。

お子さんにインフルエンザ脳症の兆しが見られた場合、解熱剤の使用は医師に相談してからにしてください。

そもそも、お子さんへの解熱鎮痛剤の使用は、体重などで厳密に定められているため、「熱でかわいそうだからとりあえず」などの理由からの、自己判断での投与は危険であると覚えておきましょう。

【インフルエンザb型】予防接種を受けるには?

【インフルエンザb型】予防接種を受けるには?

インフルエンザの予防接種は、内科などをはじめとした町の医療機関で受けられます。

予防接種には予約が必要な場合が多いので、事前に電話などで確認してから受けに行くと確実です。

「今年はb型が流行しているからb型の予防接種を受けに行こう!」というものではなく、一般的に行われているインフルエンザの予防接種は、a型の代表的な型、b型インフルエンザそれぞれに対応したものになっています。

インフルエンザの予防接種といえば、日本で流行の多い型はおおむね対応してくれているので、「a型の予防接種に行こう」「次はb型」というような予防接種は行いません。

ただし、特に小児の場合は1回の予防接種では免疫が十分につかない場合があります。

余裕があれば、お子さんは1シーズンに2回ほど予防接種を受けるうにすると安心でしょう。
もちろん、大人が2回受けるのでも問題ありません。

大流行防止のためにも、かならず毎年予防接種に行くことが大切です。

学校や職場の集団接種がある場合は、積極的に参加するようにしてください。

【インフルエンザb型】治療方法を知ろう!

【インフルエンザb型】治療方法を知ろう!

b型に限らず、インフルエンザにかかってしまった場合、多くの場合は自宅での薬物治療が行われます。

一般的な飲み薬のほか、吸入などさまざまな摂取方法があります。

吸入にしても飲み薬にしても、1日2回、5日間継続することが基本です。
この際、飲み忘れ・吸い忘れのないように、きっちり5日間継続することが完治への近道です。

熱が下がったからといってやめてしまうと、体の中に残っていたウイルスが再燃しないとも限りません。
周囲への感染予防のためにも、必ず指示通りに使用してください。

5日間継続する薬だけでなく、1回だけで済む吸入や、1回飲めば効果のある抗インフルエンザ薬も開発されました。

これらは処方されたらすぐに使用すればよいだけなので、飲み忘れや吸い忘れの心配はありません。

続けることが不安な方は、処方医にこれらの薬が使えないか相談してみるのもいいでしょう。

これらのインフルエンザウイルス自体を叩く薬だけでなく、辛い症状を緩和するための薬も多く処方されています。

熱が高くて苦しい場合には解熱剤、咳がひどいのなら咳止め、またインフルエンザの症状に効果がある漢方薬も存在します。

水分が摂れないほどの症状なら、脱水予防のために点滴をする場合もありますので、受診の際にきちんと食べられているか、水分を摂れているか医師に伝えましょう。

インフルエンザのウイルスをやっつける根治療法、辛い症状を緩和する役割のある対症療法、このどちらもインフルエンザの治療においては大切なものです。

インフルエンザは型に関係なく早めの予防と治療が大切!

この記事では、インフルエンザb型の特徴や、インフルエンザb型の治療方法や、インフルエンザb型の予防方法について紹介しました。

インフルエンザは、健常な人がかかる分には命の危険は少ない病気ですが、高齢者や小児がかかり、対応を間違えると命の危機が及ぶ場合があります。

何よりも大切なのは、インフルエンザにかからないように予防を心掛けることです。
しかし、かかってしまった場合は必ず医療機関を受診して、検査、治療する事をおすすめします。

  • b型インフルエンザは一般的な症状に加え、消化器症状があらわれることも
  • b型インフルエンザの予防法や治療法は他のインフルエンザと同じ
  • インフルエンザの長期化と症状の変化に注意。合併症になっていることも。
  • 子供がインフルエンザにかかった場合は、インフルエンザ脳症に注意

今回は、b型インフルエンザの見分け方や治療、予防方法について紹介しました。
しっかりインフルエンザ対策をして、家族みんなで元気に冬を迎えましょう。

薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

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