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ホワイトニングにはデメリットも?ホワイトニングの種類やそれぞれのデメリットについて

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ホワイトニングにはデメリットも?ホワイトニングの種類やそれぞれのデメリットについて

歯の黄ばみや黒ずみが気になる人にはホワイトニングがおすすめですが、ホワイトニングにはいくつか種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

メリットやデメリットを踏まえて、自分に合ったホワイトニング方法を見つけることが大切です。

ここではホワイトニングについてわかりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの種類や違いについて解説!

ホワイトニングにはいくつかの種類があって、それぞれやり方や効果の違いがありデメリットもあります。
ここでは4つの種類についてお話していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ここではメリットに着目してお話していきますが、後程デメリットについて詳しく書いていきますので、そちらも目を通していただければと思います。

<その① オフィスホワイトニング>

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことで、皆さんがイメージしているのがこのオフィスホワイトニングなのではないでしょうか。
ジェルやペースト状のホワイトニング材(過酸化水素など)を歯に塗布して特殊な光を照射することで歯を漂白します。

施術時間は1時間程度で定期的に3~6回通院するのが一般的ですが、1回の施術でホワイトニング効果を実感できるのが特徴で、結婚式を控えた方にも向いています。
どこの歯科医院でもやっているという訳ではないので、ホワイトニングを考えている方は事前に調べてから行くことをおすすめします。

<その② ホームホワイトニング>

ホームホワイトニングとは、その名の通り「自宅で行うホワイトニング」のことです。
オフィスホワイトニングは何度か歯科医院に通院する必要がありますが、ホームホワイトニングは自宅で好きな時間に自分のペースでホワイトニングを行えるのがメリットです。

最初に歯科医院で自分専用のマウスピースを作る必要がありますが、その後は自宅で自分のペースでホワイトニングができます。
作成したマウスピースに専用のホワイトニング材を流し込み、2~8時間装着すると徐々に白くなっていきます。

装着時間に大きな差があるのは、薬液の種類や濃度の違いによるものです
濃度が低いものだと装着時間が長く、濃度が高くなるほど装着時間が短くなります。
夜寝ている間に装着するタイプのものもあるので、自分に合ったホワイトニング方法を見つけましょう。

<その③ デュアルホワイトニング>

デュアルホワイトニングとは、歯科医院でやってもらう「オフィスホワイトニング」と自宅で行う「ホームホワイトニング」を並行して行うものです。
どちらかを単独で行うよりも歯を白くすることができるのがメリットです。

じっくりと時間をかけて行うことで色戻りしづらく、半年~1年ほど歯の白さを保てるとも言われています。
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングだけでは十分な白さが出せなかった人におすすめです。

<その④ セルフホワイトニング>

ここでお話する「セルフホワイトニング」とは、歯科医院で行うものではなくエステサロンで行うホワイトニングのことで、歯科医院で施術するよりも価格がリーズナブルなので、費用がネックになっている人には向いている方法です。

しかし、エステサロンには歯科医師がいないため、お客様の口に触れたり医薬品や医療機器を使用したりできません。
歯を漂白するタイプのホワイトニングではないので、「真っ白でなくてもいい」「歯本体の白さを取り戻したい」という人に向いています。

ホワイトニングにはデメリットはあるの?

ホワイトニングで歯を白くすることで、清潔感が出たり笑顔に自信がついたりするので多くのメリットを得られますが、やはりデメリットもあります。
ここではホワイトニングのデメリットについてお話しますので、後悔しないためにもデメリットも把握したうえで施術を受けましょう。

<全てのホワイトニングに共通するデメリット>
・どのホワイトニング方法も効果は永久的ではないので、コーヒーやワインなどの着色しやすい食品によって再着色(色戻り)することがある。
・元々の歯の色や質には個人差があるので、人によっては期待した効果が得られないこともある。
・ホワイトニングを受けられない場合がある。
・ホワイトニング後12~24時間は着色しやすい飲食物はNG。(着色しやすくなっているため)

<オフィスホワイトニングのデメリット>

●しみることがある
健康な歯でも、歯の質やホワイトニング材の濃度によってオフィスホワイトニング施術後に歯がしみることがあります。
冷たいものがしみたり温かいものを食べると違和感を覚えたりする場合がありますが、長引く場合は施術を受けた歯科医院で相談しましょう。

●施術までに時間を要する場合がある
オフィスホワイトニングを行えるのは「健康な歯」です。
虫歯や歯石、歯周病などがある人は、ホワイトニング前に治療や除去が必要な場合があります。
結婚式などを控えている人は早めに虫歯の治療などを済ませておくことを勧めます。

●費用が高額
オフィスホワイトニングの相場は1万5千円~5万円になります。
ホワイトニングは保険が適用されず全額自費負担になるので、歯科医院によって費用に大きな差があります。

●通院が必要
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うものなので、その都度通院する必要があります。
1回の施術に約1時間、定期的に3回~6回通院する必要があるので、仕事が忙しい人には難しい場合もあります。

<ホームホワイトニングのデメリット>

●白くなるまでに時間がかかる場合がある
オフィスホワイトニングで使用する薬剤に比べて濃度が低いため、歯が白くなるまでに時間がかかる場合があります。
歯の質や施術前の歯の色にもよりますが、「すぐに真っ白にしたい」という人には向いていないかもしれません。

●マウスピースを装着して過ごさなくてはならない
薬剤の濃度にもよりますが、2~8時間ほどマウスピースを装着する必要があります。
マウスピースを装着しているときは飲食や喫煙ができないので、若干の不自由さを感じるかもしれません。

●しみることがある
オフィスホワイトニングに比べれば頻度は低くなりますが、人によっては知覚過敏を起こして歯が染みる場合があります。

<デュアルホワイトニングのデメリット>

●費用がとても高額
デュアルホワイトニングはオフィス+ホームホワイトニングを行うので、当然ですが費用が高額になります。

●痛みが出る可能性が高い
オフィスホワイトニングで高濃度の薬剤を使用しさらに自宅でもホームホワイトニングを行うので、歯に刺激や負担が多く掛かり、痛みが出やすくなります。

<セルフホワイトニングのデメリット>

●思うような白さにならない
先ほど少しお話しましたが、過酸化水素水を使用しないので思ったような白さにならない可能性が高いです。
「歯を真っ白にしたい」という人にはあまりおすすめできません。

●歯にダメージを与える可能性がある
エステサロンでは歯科医や歯科衛生士が施術を行うわけではないので、歯にダメージを与える可能性があります。
また、重曹などではなく酸性の薬剤を使用する場合も歯にダメージを与える可能性があるので注意が必要です。

ホワイトニング以外で歯を白くする方法!

歯を白くしたいけれどそこまでお金をかけられない…という人もいるのではないでしょうか。
過酸化水素を使用したホワイトニングのようには真っ白にならないのがデメリットですが、ここでは比較的安い価格で歯を白くする方法を紹介します。

<その① クリーニング>

歯科医院で行うクリーニングには保険が適用されるものとされないものがあり、保険が適用されるのは、治療として行う「歯石の除去」です。
歯科医師が「治療が必要」と認めた場合のみが保険の適用になるので、それ以外は自費負担になります。

超音波スケーラーなどの特殊な器具を使って歯石や色素を取り除き、歯本来の白さを取り戻せます。
歯周病や虫歯、口臭の原因となる歯石を取り除くので、口の中を健康な状態に保てるのがメリットです。

費用はホワイトニングに比べて比較的低価格で、自費の場合は5千円~2万円ほどで施術を受けられます。
歯科医院によって費用が違うので、事前に調べておくと良いと思います。

<その② グラディアダイレクト・ハイブリッドセラミック>

グラディアダイレクトやハイブリッドセラミックは、プラスチック素材(レジン)に陶器素材(セラミック)を混ぜ合わせた素材を歯に装着する方法で、歯のつけ爪のようなものです。
プラスチックのような変色がほとんどなく白い状態を保てるのがメリットで、治療も1日で完了します。

自分自身の歯を白くしたいという人には向いていませんが、1歯1万円~1万5千円程度かかりますが、半永久的に白さを保てるので長期的に見ると経済的です。
前歯のみ・笑うと見える部分のみ、などと狭い範囲だけの施術にすれば費用を抑えることもできます。

ホワイトニング後に守るべき注意点について

ホワイトニング後の注意点は主に3つで、

① 酸性の飲食物を控える
② 色の濃い・着色しやすい飲食物を控える
③ タバコを控える

です。

過酸化水素を使用したホワイトニング後は酸により歯が溶けやすくなっているため、酸の強い飲食物は避けた方が良いです。
レモンやお酢、マヨネーズやドレッシングなどは口にしないように心がけましょう。

また、ホワイトニング直後は特に歯が着色しやすい状態でもあるため、カレーやコーヒー、ワインなどの色の濃い飲食物も控える必要があります。
牛乳などの乳製品は歯の表面をコーティングする効果があるので、食前に飲めば着色を防止できるのでおすすめです。

喫煙者は、タバコを控えることも大切です。
タバコは歯へのダメージが大きいばかりでなくタールによって歯が茶色っぽく着色されますので、ホワイトニングを機会に禁煙することも考えてみましょう。

期間は歯科医院によって変わってきますが、1時間程度~24時間など様々です。
ホワイトニングをしてせっかく白くなっても、気を付けなければデメリットを増やすことになるので、歯科医院の指示に従って施術後のケアもしっかりと行いましょう。

ホワイトニング効果のあるおすすめの歯磨き粉

歯科医院でホワイトニングをするのはちょっと…という人は、まずは歯磨き粉を試してみることをおすすめします。
最近はホワイトニング効果の高い歯磨き粉が多く売られているので、いくつか試してみると良いかもしれません。
ここではおすすめの歯磨き粉を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

<コルゲート ハイインパクトホワイト>

アメリカではとても人気のあるホワイトニング歯磨き粉で、過酸化水素が配合されているので高いホワイトニング効果が期待できます。
また、フッ素も配合されているので、虫歯の予防効果もあります。
※対象年齢が18歳以上となっているので、お子様が使用しないように注意してください。

 

<アース製薬 シュミテクト トゥルーホワイト>

研磨剤が配合されていないので知覚過敏をケアしながらホワイトニングできるのが特徴です。
高濃度のフッ素が配合されているので、虫歯の予防にも効果があります。
※6歳未満のお子様は使用できません。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シュミテクト トゥルーホワイト 80g
価格:709円(税込、送料別) (2020/10/13時点)

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<ウエルテック コンクール クリーニングジェル ソフト>

着色汚れを吸着・除去する歯磨きジェルです。
高機能シリカが着色を吸着して絡めとり、サンゴパウダーの細かい粒子が汚れを落とします。
研磨剤を使用していますが、歯へのダメージを最小限に抑えている歯に優しい歯磨きジェルです。

 

ホワイトニング効果のある歯磨き粉は年齢制限が設けられている場合があるので、使用方法や注意書きをしっかり読んでから使用しましょう。
歯科医院で行うホワイトニングのような白さを手に入れられないというデメリットはありますが、手軽に購入できるので試してみる価値はあると思います。

まとめ【ホワイトニングのデメリットも覚えておこう】

1、 ホワイトニングには様々な方法があるので自分に合った方法を選ぼう
2、 ホワイトニング後は歯がしみたり痛みが出たりすることもある
3、 ホワイトニングの効果は永久的ではない
4、 ホワイトニング以外の方法も考えてみる
5、 ホワイトニングできる歯磨き粉もある

ホワイトニングは歯科医院によって価格や薬剤が違うので、施術を考えている人は自分に合った方法・歯科医院をじっくり探してみましょう。
後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットも踏まえておくことが大切です。

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