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高血圧は自覚症状がないゆえに恐ろしい!高血圧の症状から予防までを徹底解説!!

高血圧は自覚症状がないゆえに恐ろしい!高血圧の症状から予防までを徹底解説!!

高血圧は大病のもととして恐れられていますが、自覚症状がほとんど無いということはご存知でしたか。

高血圧は特別な症状がないまま着実に進行して、重い合併症を引き起こす恐ろしい病気です。

この記事では自覚症状のない高血圧を早期に発見する方法や治療と予防の方法を詳しくご説明いたします。

高血圧は自覚症状のない「サイレントキラー」

高血圧は自覚症状のない「サイレントキラー」

血圧とは血管の内壁(血液と血管が触れる内側)を押す力で、血圧は心臓の拡大や縮小に伴って変化します。
心臓が最も縮小する収縮期には血液が最も多く身体に送り出されるので血圧は高くなり測定した数値を「最高血圧」または「収縮期血圧」といいます。

反対に心臓が最大に拡大する拡張期には血圧が低くなり測定した数値は「最低血圧」または「拡張期血圧」と呼び、最高血圧を単に「上の数値」と呼び、最低血圧を「下の数値」とも呼んでいます。(単位は圧力を示す ㎜/Hg)
このように血圧は最高血圧と最低血圧の2つの数値を見て正常であるかを見極めるのはご承知の通りです。

また血圧は身体の状態によっても変化します。
激しい運動したり、急に起き上がった時に血圧は上がり、眠っていたり横たわってリラックスした状態のときに血圧は低く安定しています。

高血圧とは身体の状態などに関わらず常に血圧が高い状態のことをいいます。
目安としては上が130、下が100を越えたら要注意といわれ、一般には最高血圧が140㎜/Hg以上または最低血圧が100㎜/Hg以上であれば「高血圧」と診断されます。

血圧が高い状態が続くということは常に血管の内壁に強い力がかかることになり、血管を傷つけてしまいます。
血管が傷んでくれば血流は悪くなり、必要な酸素や栄養分が身体の各所に十分に行き渡らなくなり随所で不具合が発生します。

ただし、この過程はゆっくりと進行し、気付いた時には重い脳の障害や心臓などの疾患に到っていることが多く、高血圧が「サイレントキラー」と恐れられる理由です。
知らないうちに静かに進行して生命をおびやかす病気をおこしてしまう病気です。
何か特別な症状が早めにあらわれてくれれば、なんらかの対症療法も施せますが自覚症状がなく進行してしまうのが「高血圧」の最もお揃いい病気といわれる由縁でもあります。

高血圧の85%以上が原因不明!

高血圧の85%以上が原因不明!

病気には感染や遺伝もしくは食生活によるものなどと原因が分かるものが殆どですが、高血圧の85%以上が原因不明とされています。
これらの原因不明の高血圧を「本能性高血圧」と呼び、他の病気や心臓などの臓器の異常および血管の異常などからおきる高血圧を「二次性高血圧」と呼び分類されます。

二次性高血圧は原因が特定されているので治療方法も決定しやすいのですが、原因不明の場合には多数の原因が混在していることが考えられるため治療方法は難しくなります。

原因が分かる高血圧がたったの15%以下であり重度の病気に移行する可能性が高いため、早期に高血圧であることを発見し重症に至らないようにするのが最善の方法とされています。

高血圧で最も恐ろしいのが「合併症」!病気ごとの症状を解説!!

高血圧で最も恐ろしいのが「合併症」!病気ごとの症状を解説!!

高血圧は恐ろしい病気だといわれますが、高血圧自体は血圧が高い状態が続くことであり恐い病気ではありません。
最も恐れられるのが高血圧を原因としておきる「合併症」です。
血管が傷付いたり強い力がかった状態が続くと血管の収縮作用が上手くいかなくなります。
いわゆる動脈硬化という状態で血流に合わせて血管を広げたり縮めたりという柔軟な血管の働きができなくなってしまいます。
この状態になると血液の流れ(血流)が悪くなり、身体の末端にまで必要な血液が届かず身体の各部位に負担がかかります。
最も恐ろしいのが脳や心臓などに必要な血液が送り込まれなくなることで、脳障害や心臓病に到ってしまえば生命の危険さえ考えられるのです。

主な合併症と症状を解説いたします。

<③-1 脳梗塞・脳出血>

血液にはコレステロールなどの脂分も含まれており、高血圧により傷付いた血管に脂分が付着していき、進行していけば血管は細く硬くなってしまいます。
脳の血管は細い血管がたくさん通っており、その一部が詰まってしまうのが脳梗塞です。
脳の血管は細いものの重要な役割を持つものが多く、詰まった場所によっては脳が完全に働きを失ってしまうこともあります。

脳出血は血管を突き破って血液が流れ出る状態です。
傷つけられた血管に強い圧力がかかることで血管が破れやすくなります。
血管を破って流れ出た血液は脳内を圧迫し脳全体の機能を破壊します。

これらの病気は死に直結します。
そして脳梗塞や脳出血の半分以上は高血圧を原因とするものだと分かっています。

<③-2 心筋梗塞・狭心症>

血流が悪くなれば全身を巡って心臓に戻ってくる血液の量も減ってしまいます。
心臓は血液を全身に送るポンプの役目を果たしていますが、心筋という心臓を動かす筋肉によって常に心臓が働いています。

心筋は3本の冠動脈という血管から必要な栄養分を取り込んで動いていますが、高血圧によって冠動脈が詰まってしまうと栄養分が行き渡らない心筋は壊死(二度と機能しなくなる)してしまいます。

1本だけが詰まっても大変なことですが、3本全てが詰まれば心臓は全く動かなくなり死に至ります。

狭心症も心筋梗塞と理屈は同じで、分かりやすく簡単にいえば完全に血液が滞ってしまうのが心筋梗塞であるのに対し、多少なりとも血液は流れているものの非常に血流が少なくなった状態を狭心症と考えると理解がしやすいでしょう。

ですから病状も心筋梗塞の方が重篤であり、症状も重くなります。
ただし、どちらも生死にかかわる重い病気であることは覚えておきましょう。

そして、これらの心臓疾患の5割以上が高血圧を原因とすることが解明されています。

<③-3 慢性腎臓病>

「肝腎かなめ」とは肝臓と腎臓が重要だということから来た言葉で、昔から重要な臓器であることは良く知られています。
腎臓は血圧を調節する重要な役割を持つ臓器でもあり、腎臓に障害が起きることから高血圧になることも多く、慢性腎臓病になると心臓や脳への負担も心配されます。

慢性腎臓病は「CKD」といって恐れられ、通常の他人の6割以下しか正常に機能しなくなります。
必用のなくなった老廃物や毒素が十分に排泄されなくなり、身体を徐々にむしばんでいく危険な病気です。
心筋梗塞や脳卒中になる確率も高くなるので要注意です。

しかし腎臓も「静かなる臓器」といわれるように異変の兆候などがないため見つけにくく、分かったときには重度の腎臓病になっていることも多いのが特徴です。
健康診断などの定期的な尿検査により早期に発見するしか方法がありません。

これらの他にも高血圧による合併症はありますが、主だったところは上記の病気です。
症状は脳に関わる病気であれば、「頭痛」や「めまい」「手足のしびれ」、重くなれば「言語障害(ろれつが回らない)」「視野の欠損(見えない場所があらわれる)」などもあり、特に激しい頭痛などが起きたときにはすぐに病院にいくか救急車を呼んでください。

心臓の病気であれば、「動悸・息切れ」「胸のいたみ」「息苦しい」などの症状があらわれます。
少しでも異変を感じたときには躊躇せず病院に行くようにしましょう。

頭痛や吐き気は「高血圧脳症」の疑いあり!

普通の高血圧では頭痛や吐き気をもよおすことはありません。
急激に異常なほど血圧が上がってしまうときには頭痛や吐き気をともなうことがあり、「高血圧脳症」という病気であることが考えられます。
高血圧脳症では、頭痛や吐き気の他に意識障害やけいれんを起こすこともあります。
脳に影響を及ぼすことは必須ですが、心臓など他の臓器にも負担をかける場合が多いので、早く血圧を下げる必要があります。

吐き気をともなう頭痛などを感じたら病状が重くなる前に病院に駆け込むようにしてください。
同じ症状に「くも膜下出血」や「脳出血」もあります。
全てが命にかかわる危険な病気ですので絶対に見過ごすことのないようにしましょう。

肩こりは血流が悪いサイン!高血圧の症状かも!!

肩こりは血流が悪いことで起きるものが多く、高血圧の小さなサインともいえます。
特に肩こりと頭痛はセットになる場合が多く、単なる疲れだと油断しないようにしましょう。

確かにパソコン業務などで目が疲れると、肩こりや目の裏側から頭にかけて軽い痛みを感じることもありますが、念のために血圧を測ったり、医師に相談することをおすすめいたします。

痛みは身体からのSOSだと思い、病気を疑ってみましょう。
あまり神経質になる必要はありませんが、軽視することは危険です。

何でもなければ、それにこしたことはありません。
異常を感じたら病院で受診するなどして安心を得るようにしましょう。

高血圧の症状を緩和する治療と予防方法!

高血圧の原因は遺伝が関係しているともいわれますが、ハッキリとした答えは出ていません。
ただし近親の人に高血圧の人がいる場合に高血圧になりやすいとか、喫煙やアルコールを摂取している人に高血圧の人が多いという結果は出ています。
身近に高血圧で悩んでいる人がいるならば十分に注意された方が良いでしょう。

また、高血圧と診断された人は「タバコやアルコールの摂取は厳禁」だといわれます。
タバコは血管を傷め動脈硬化を進めてしまうことが分かっています。
過度な飲酒も血圧を上げてしまうので重症にならないためにも十分に注意してください。

加えて高血圧は生活習慣病であるといわれます。
空腹時と満腹時では血圧にも変化があらわれます。
規則正しい生活を送り、決まった時間に食事をとり就寝することが重要です。

食事では塩分の取り過ぎは高血圧につながることは皆さんもご存知の通りで、薄味の食事で食材そのものの味を堪能してください。

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれる自覚症状のないまま進行してしまう病気なので、定期的な検査により早期に高血圧であることを自覚することが大事です。

会社員でない主婦の方々も定期的な健康診断を受けるようにしてください。
前述のように喫煙やアルコールの摂取は高血圧の原因であることが分かっていますので、禁煙および禁酒は高血圧の予防策といえるでしょう。

最後に最も高血圧に効果があらわれるものをご紹介いたします。
それは「軽い運動」を継続して行うことです。
簡単で楽な運動でも続けることで健康な血管を維持できます。
健康な血管は血流を良くして血管の収縮を良くしてくれます。(やわらかく伸び縮みしてくれる柔軟な血管)
これにより動脈硬化が防げて安定した血圧を保てるのです。

簡単な運動とは「ふくらはぎ」をつかった運動です。
激しい運動は心臓にも血管にも良い影響は与えません。
また長続きもしませんので、効果的で簡単な運動をご紹介いたします。

1つは「つま先立ち運動」です。
つま先で立つと第二の心臓といわれる「ふくらはぎ」の筋肉がつかわれ、血流が多くなります。
心臓に多くの血液を送りこむことになり、正常な血圧となり必要な栄養分も十分に身体中に行き渡って健康な生活が戻ってきます。

もう1つは「体操」です。
身体を伸ばすストレッチなども効果的です。
体操だけでも軽く汗ばんできますから、これを継続すれば高血圧の改善と予防になるのは間違いありません。

他にも半身浴などで血行を良くすることが可能です。
まずは何でも継続して行うことが大事ですから、続けておこなえるように楽しみながら取り組んでください。

高血圧になれば血圧を下げる薬をもらいますが、投薬治療だけではその場しのぎです。
また薬をやめればすぐに元に戻ってしまうので、高血圧にならない体質改善をおこないましょう。

高血圧は症状がでないやっかいな病気!定期的な検診と運動で改善と予防を!!

ここまで高血圧の症状をはじめ、高血圧についてご紹介いたしました。
この記事を読んでいただき以下のようなことを解説しご理解が得られたはずです。

  • 高血圧は上が140mmHg、下が90mmHg以上の場合のことをいう(どちらか一方でも超えた場合に高血圧症と認定)
  • 高血圧の原因は「遺伝」や「食生活」などと言われるが、原因不明が85%~95%である
  • 高血圧そのものよりも進行して「合併症」を起すのが最も恐ろしい
  • 高血圧を放っておくと、脳をはじめ心臓など重要な臓器の疾患をまねく
  • 薬で高血圧を治療することも多いが、食事や生活習慣を見直さないと根本の治療にはならない
  • 高血圧の早期発見のために定期的な検診を受けよう

何度も繰り返しになりますが高血圧は自覚症状のないサイレントキラーです。
放っておけば重病に移行する危険な病気ですから、定期的な検診と継続した運動でサイレントキラーを改善・予防してください!!

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