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【自分では気づけない加齢臭に注意】加齢臭をケアして臭わない大人になる方法

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【自分では気づけない加齢臭に注意】加齢臭をケアして臭わない大人になる方法
薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

だんだんと春らしい気候になってきましたね。

暖かい季節が近づいて汗をかくようになると、他人の体の臭いが気になってきますよね。

電車や会社、エレベーターなどで「この人、ちょっと臭うかも…」と感じた経験をしている人はとても多いのではないでしょうか。

他人の臭いが気になると、自分の臭いも気になってきませんか?

特に加齢臭は、他人にはなかなか指摘してもらえないため、自分では気づきづらいもの。

いつのまにか「この人、ちょっと臭うかも…」と思われる側になっていた、ということも大いにありえます。

まずは本記事で紹介する簡単なセルフチェックをしてみましょう。

もし残念な結果だったとしても、安心してください。

食生活や運動などの生活習慣を変えることで加齢臭は改善できます!

本記事では加齢臭の原因や対策についても紹介していきます。

「もしかして自分も臭っているかも…?」とご心配な方はぜひご一読ください。

加齢臭ってなに?何歳頃から要注意?加齢臭が発生するメカニズムもご紹介!

加齢臭とは、中高年に特有の臭いです。

油臭くて青臭い、なんとも嫌な臭いなのですが、一般的には古本やチーズ、ろうそくのような臭いに例えられます。

加齢臭は40歳を過ぎたころから気になってくる人が多いようです。

男性より女性の方が皮脂量が少ない傾向にありますが、加齢臭は男女問わず出始めるので、女性の方も要注意です。

加齢臭の原因となるのは、ノネナールという物質です。

これは、皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことで発生し、加齢臭のもととなります。

40歳を過ぎると、酸化に対する抑制力が低下し、脂肪酸と過酸化物質の分泌量が一気に増えます。

これにより、臭いのもととなるノネナールも急増し、加齢臭につながってしまうのです。

臭いの原因となる皮脂やノネナールを落とすことももちろん大事ですが、体の中の酸化を抑えることも加齢臭対策に必要になってきます。

加齢臭は自分では気づきづらい!簡単なセルフチェックで確認してみよう

私たちは他人の臭いには敏感ですが、自分自身の臭いについてはあまり判別できません。

これは、ずっと同じ臭いをかいでいると嗅覚が麻痺し、臭いが分からなくなってしまうことが原因です。

もしかすると、臭いに気づいていないのは自分だけ…ということもありえるかもしれません。

そこで、自分の体臭をチェックできる簡単な方法をご紹介します。

一番手っ取り早いセルフチェック方法は、自分が一晩使った枕の臭いをかいでみることです。

頭部は汗をかきやすく皮脂の分泌量が多い部位なので、もし枕が臭うようなら加齢臭が出ている可能性があります。

なるべく早く加齢臭対策をすることをおすすめします。

他には、耳や首の後ろなどをティッシュで拭ってみて、臭いを確かめる方法もあります。

あまり枕を使っていないという方は、ぜひこちらで加齢臭のチェックをしてみてください。

加齢臭はどこから臭う?ケアすべき体のパーツ

加齢臭が出やすいのは、頭、耳や首のうしろ、背中、胸、脇などの部位です。

また、いわゆるTゾーン(眉毛から鼻にかける場所)も皮脂量が多く、加齢臭が発生しやすいパーツです。

上半身に臭いやすいパーツが集まっているので、電車やエレベーターの中など、人と近づく場所に行くと気になる方も多いのではないでしょうか。

入浴の際は、これらの部位を念入りに洗うよう心がけましょう。

ノネナールは肌に付着しやすく、水に溶けにくいため、毛穴の奥まで汚れを取り除くような気持ちでしっかり洗いましょう。

ゴシゴシと強くこするのは逆効果なので、ゆっくり丁寧に洗うことを心がけてください。

カギは生活習慣にあり!加齢臭の原因となる生活習慣3つ

加齢臭についてお分かりいただけたでしょうか?

ここで、加齢臭の原因を生む生活習慣を紹介したいと思います。

あなたはいくつ当てはまりますか?

たくさん該当してしまった方は、早めに生活習慣を改善しましょう!

加齢臭の原因① 食生活が乱れている

食生活が乱れていると、加齢臭だけでなく体臭がきつくなる傾向があります。

その原因は、脂肪にあります。

脂肪を多く摂りすぎると、皮脂の分泌量が多くなり、加齢臭を強める原因となります。

お肉を中心とした脂っこい食事ばかり取っていると、どうしても栄養が偏りがちになってしまいます。

魚や野菜など、低脂肪の食材を多く取り入れるよう心がけ、脂肪の摂りすぎを防ぎましょう。

加齢臭の原因② 煙草を吸っている

煙草は活性酸素を増加させ、体臭をキツくさせてしまいます。

また、体の新陳代謝機能を低下させ、老廃物をためこみやすい体になります。

さらに、煙草を吸うことで、抗酸化作用に効果のあるビタミンCを失うという研究結果もあります。

煙草自体も臭いが強いので、加齢臭と混ざり合ってさらなる悪臭になる可能性があるため、加齢臭が気になる方は禁煙することを強くおすすめします。

加齢臭の原因③ ストレスがたまっている

実はストレスも加齢臭と密接な関係があります。

ストレスを感じると、体内で活性酸素が発生し、過酸化脂質を増やす原因になります。

その結果、ノネナールが増加して、加齢臭が発生してしまいます。

なかなか難しいですが、なるべくストレスをためこまないよう気をつけましょう。

加齢臭を対策しよう!(生活習慣編)

ここでは、加齢臭の予防につながる生活習慣を紹介します。

ぜひ一つでも多くの習慣を取り入れて、気になる臭いとさよならしましょう!

加齢臭対策① 朝にシャワーを浴びる

朝にたった1分間シャワーを浴びるだけで、皮脂量がなんと約三分の一まで減ると言われています。

人は寝ている間に思っている以上に汗をかいています。

寝ている間にかいた寝汗を洗い流して余分な皮脂を落とすだけで、体臭に大きな違いが出てきます。

ぜひ夜の入浴だけでなく、朝にもシャワーを浴びる習慣を取り入れましょう。

スッキリとして気分も爽快になりますよ!

加齢臭の対策② 汗をかいたらこまめに拭き取る

実は、分泌されたばかりの汗はほぼ無臭です。

ところが、汗をかいたまま放置しておくと、皮脂や雑菌と混ざり合って臭いを発するようになります。

そうなる前に、こまめに汗を拭き取って臭いケアを心がけましょう。

汗ふきシートなどを活用すると、より効果的です。

加齢臭の対策③ シャワーだけで済ませず湯船に浸かる

日頃あまり汗をかかない人は、汗腺の機能が低下し、老廃物がたまりやすくなります。

その結果、汗をかくと老廃物も一緒に流れ出てしまい、臭いの強い汗をかきやすくなる傾向にあります。

対策として、日頃から汗をかく習慣を身につけることが大切です。

入浴の際はシャワーだけで済まさず、湯船にゆっくり浸かって汗をかくようにしましょう。

毛穴が開いて老廃物を排出でき、肌を清潔に保つ効果があります。

他にもお風呂にはリラックス効果があり、睡眠の質が上がるというメリットもあります。

ぜひ湯船に浸かる習慣を身につけましょう。

加齢臭の対策④ 食生活を改善する

脂肪分を摂りすぎると加齢臭の原因になるため、魚や野菜を中心としたヘルシーな食事を心がけましょう。

おすすめは和食です。

低脂肪なメニューが多いだけでなく、和食に欠かせない味噌や醤油には活性酸素の生成を抑制する効果があります。

また、ノネナールを発生させる原因となる過酸化脂質は活性酸素の増加によって増えるため、活性酸素を打ち消す効果のある抗酸化作用のある食材を選ぶようにしましょう。

具体的には、果物や野菜に多く含まれるビタミンCや、ナッツや魚卵に含まれるビタミンEが効果的です。

ビタミンCが取れるのは、キウイ、イチオ、レモン、ブロッコリー、ホウレンソウなどの食材です。

ビタミンEを多く含むのは、ナッツ、アボカド、かぼちゃ、サンマ、うなぎ、サケなどです。

食事で取り入れるのが難しい方は、サプリメントで摂取するのもおすすめです。

腸内環境も加齢臭と大きな関わりを持っています。

腸内には善玉菌と悪玉菌が生息していますが、腸内環境が悪い方へ傾くと加齢臭の原因になります。

善玉菌を増やす食べ物を多く取り入れ、腸の働きを活性化させましょう。

具体的には、食物繊維を多く含むキノコやごぼう、ブロッコリーなどの野菜や、ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品がおすすめです。

加齢臭の対策⑤ 有酸素運動をする

適度な有酸素運動を行うことで、体の酸化を抑えることができます。

ウォーキングやジョギング、水泳など、緩やかな運動を取り入れましょう。

汗をかく習慣を身につけることで、体の老廃物を排出できるというメリットもあります。

反対に、激しい運動は活性酸素が増えてしまい、逆効果になるので気をつけてください。

加齢臭の対策⑥ こまめに衣類をクリーニングする

臭いの原因物質は衣類にも残ります。

衣類はこまめにクリーニングするようにしましょう。

自宅で洗濯する場合は、お湯を使って洗うのがおすすめです。

臭いが気になるときは、重曹を入れた水に漬け置きしてから洗濯すると、より効果的です。

洗濯機によっては重曹が使用できないものもあるため、ご注意ください。

加齢臭を対策しよう!(アイテム編)

次に、加齢臭を予防してくれるアイテムを紹介します。

手っ取り早く加齢臭にアプローチできるのが嬉しいですね。

気になるアイテムがあったらぜひ試してみてください。

加齢臭対策アイテム① 薬用せっけん

加齢臭の原因となるノネナールを分解・除去するのに効果的なのが、殺菌効果のある薬用せっけんです。

肌を洗浄するだけでなく、ノネナールに効果のあるせっけんを選びましょう。

ミョウバン、炭、銀イオン、緑茶エキスなどの成分が配合されているものがおすすめです。

加齢臭対策アイテム② デオドラント剤

汗をかく前にしっかりケアして、臭いを防ぐようにしましょう。

ここで注意したいのは、汗をかいてからデオドラント剤をつけるのは雑菌と混ざり合って逆効果になる可能性があるということ。

汗をかいてから使いたいときは、汗をしっかり拭き取ってからつけるようにしましょう。

加齢臭対策アイテム③ 汗ふきシート

加齢臭対策には、こまめに汗を拭き取ることが大切です。

汗が皮脂や雑菌と混ざり合って臭いだす前に、汗を拭き取るようにしましょう。

使用感がサッパリしているものを選べばリフレッシュ効果も得られます。

加齢臭対策アイテム④ 消臭スプレー

衣類や寝具についた臭いは、こまめに消臭スプレーをかけてケアしましょう。

なかには加齢臭に特化した消臭スプレーもあるので、ぜひ試してみてください。

もちろん、消臭スプレーだけに頼らず、こまめに洗濯・クリーニングすることも非常に大切です。

最後に【これで汗も怖くない!加齢臭対策を万全にして、楽しく夏を迎えましょう!】

加齢臭対策についてお分かりいただけたでしょうか?

体臭ケアは誰もが心がけておきたいエチケットです。

特に40歳を過ぎたら、加齢臭に気をつけましょう。

  • 加齢臭は40歳を過ぎた頃から気になってくる人が多い
  • 男性だけでなく女性も要注意!
  • 使用した枕の臭いをかいで簡単セルフチェック
  • 食生活や衛生、運動などの生活習慣で加齢臭は抑えられる
  • デオドラント剤など、加齢臭対策グッズを効果的に取り入れよう

生活習慣を改善して、気になる臭いにさようなら!

暑い季節も楽しく過ごしましょう!

薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

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