ARTICLE テイコク健康推進課

のどの痛みやイガイガ・咳がよく出るなど、のどの不調や痛みに効果的な対処法

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のどの痛みやイガイガ・咳がよく出るなど、のどの不調や痛みに効果的な対処法
薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

のどの痛みやイガイガは早く治したいですよね。今回はのどが痛くなる原因や対処法までご紹介しますので、のどが痛い時に活用してください。

のどの痛みのメカニズムと原因について

のどは、空気とともに吸い込んでしまうホコリや花粉、ウイルスや細菌などの外敵が体内に侵入しないようにする役割を持っています。

のどの潤った粘膜に外敵を吸着させて、粘液と一緒に外へ出そうします。これがのどの防御システムです。
この防御システムがうまく働かなくなり、外敵の侵入や乾燥などでのどが傷つくと、痛みや違和感が出てきます。

  • 乾燥

のどが痛いのは乾燥が原因のひとつです
のどの潤いが足りなくなるとのどが痛いと感じることや違和感を感じることがあります。

  • ウィルス・細菌

のどが痛い(痛み)のはウイルスが原因のひとつです

防御システムが、うまく働かずにウィルスや細菌が繁殖すると炎症が起こります。

  • 花粉・ほこり

のどが痛い(痛み)のはほこりが原因のひとつです

花粉や、ほこりは花粉症やハウスダストアレルギー症状の原因になります。主な症状としては、鼻水や鼻づまりですが、鼻が詰まることによって口呼吸になり、のどが乾燥し痛みや違和感をかんじることがあります。また、鼻はのどと繋がっているため、鼻水などがのどに流れてのどを痛め、ウィルスや細菌が繁殖して炎症を引き起こす場合もあります。

  • たばこ

のどが痛い(痛み)のはたばこが原因のひとつです

タバコには有害物質が含まれています。それらが、のどに直接悪影響を与えていき、徐々にのどの機能や声帯にダメージを与え炎症を起こします。

  • アルコール

のどが痛い(痛み)のはアルコールが原因のひとつです

大人でお酒が飲める人だと、お酒を飲みすぎると翌日声がガラガラになっていたという経験がある方もいると思います。お酒の成分であるアルコールは、体に排出・分解するのに大量の水を体は使います。そのため体の水分が減り、のどの潤いが足りずに痛いと感じることがあります。また、直接のどの粘膜を傷つけて痛みを感じる場合もあります。

  • のどの酷使

のどが痛い(痛み)のはしゃべりすぎが原因のひとつです

大声を出したり、長時間話し続ける、歌うなどして声を無理に出し続けるとのどが炎症を起こします。

のどが痛い。詳しい症状は?【痛みや症状別】

のどが痛い。詳しい症状は?(のどの痛み)

のどの痛みといっても色々な痛みや症状があります。感じ方は人それぞれなところもありますが、どのようなものがあるか分類して説明します。

飲み込むと痛い

のどの扁桃(口を開けた時に歯の並びが終わった両側の奥にある)と咽頭(口を開けた時に見える一番奥の壁の部分)に炎症が起こっていると飲み込むときに痛いと感じることがあります。

いがいが、むずむずと痒く痛い

花粉症やハウスダストアレルギーなどあるとのどを痛痒く感じることがあります。鼻づまりによる口呼吸からの乾燥やアレルギーによる体の反応でのどが、いがいがする場合もあるようです。風邪の初期症状の場合もあります。

声がかれる

声の使いすぎや風邪などの影響で、喉頭(のどぼとけがある部分)や声帯(声を出す部分)に炎症が起きると声がかれます。風邪であれば一過性であり、風邪が改善すれば治ります。風邪が治っても声がかれたままの場合や食べ物や飲み物が飲み込みにくい場合など、声帯ポリープや喉頭がんなど他の病気の可能性もあります。

たんや咳が出る

喉頭に炎症が出ている場合や、花粉症や風邪などで、鼻水の量が普段より増え、鼻の粘膜が腫れ、鼻水がうまく前から出なくなるとのどのほうに落ちていき、それがのどの刺激となって咳が出る場合があります。たんは、元々気道粘膜にある保護物質であり、水っぽく透明です。風邪などで炎症を起こすと黄色や緑色のたんが出ることがあります。また、風邪が治ったのになかなか咳が治らず、空咳が2~3週間以上続く場合は、咳喘息など違う病気の可能性もあります。

のどの痛みは、症状によって対処法が変わります。

のどの痛み(痛い)は、症状によって対処法が変わります。

基本的にのどが痛い時は、喫煙や辛いものなどの刺激のある食べ物などや 大声を出すことはのどをさらに傷つけるため避けましょう。普段よりできるだけ話をしないなどしてのどを休めましょう。水分をとり、うがいやマスクをするなどしてのどを加湿しのどを乾燥させないようにしましょう。のどを潤すためにのど飴をなめて、唾液の分泌の分泌を促すことも効果的です。

他に症状別にのどが痛いときの対処法を説明していきます。

飲み込むと痛い場合
のどは痛いけれど、忙しくて病院に行けない場合は、「抗炎症成分」の入った薬を選びましょう。それでものどの痛みが引かない場合やさらには発熱や倦怠感がある場合は早めに医療機関にかかりましょう。

いがいが、むずむずと痒く痛い
花粉症やハウスダストアレルギーによる鼻づまりが原因による痛みである場合は、のどよりも鼻の症状を改善していきましょう。原因となる鼻症状を抑える「抗アレルギー成分」の入った薬を使う、鼻を間で鼻水を出すなどして、鼻症状を改善すること大切です。また、花粉症など、流行シーズンがわかっている場合は、はやり始める半月前くらいから薬を飲み始めて予防すると効果的です。風邪の初期症状である場合は、安静にして疲労回復をはかり、水分をしっかり取り、のどをしっかり潤しましょう。

声がかれる
声の使いすぎの場合は、声を極力出さないようにし、のどの安静を保つことが大切です。数週間掛かる場合があります。風邪が治る、声の使いすぎで数日安静にしていたのに声がかれたままの場合は、他の病気の可能性もあるので早めに医療機関に行きましょう。

たんや咳が出る
花粉症やハウスダストアレルギーによる鼻づまりにより鼻水などがのどに落ちて咳が出る場合は、のどよりも鼻の症状を改善していきましょう。原因となる鼻症状を抑える「抗アレルギー成分」の入った薬を使う、鼻を間で鼻水を出すなどして、鼻症状を改善すること大切です。風邪など炎症で、たんや咳が出る場合は安静にして疲労回復をはかり、水分をしっかり取り、のどをしっかり潤しましょう。風邪が治ったのに空咳が2~3週間以上続く場合は、咳喘息など他の病気の可能性もあるので医療機関に行きましょう。

のどが痛いときの!昔ながらのおばあちゃんの知恵コーナー

のどが痛い(痛み)ときの!昔ながらのおばあちゃんの知恵コーナー

  • ハチミツ大根

ハチミツには殺菌作用が強く、菌によるのどの炎症を抑えます。またのどを潤し、のどの乾燥を防ぐ効果もあり、菌の繁殖をおさえます。大根は、生食の場合、殺菌作用や消炎作用(炎症を抑える)があります。これらの作用によって、のどが痛い場合や咳が出るときに効果を発揮します。ただし、ハチミツは1才以下の子どもは、食べさせないようにしてください。

  • ネギを巻く

ネギには、のどの痛みや鼻づまりに効く成分が含まれています。細かく刻んだものをガーゼなどでくるんでのどにあてておくと匂い成分が鼻や口からすきこまれてのどの痛みを軽減してくれます。ネギは、食べても効果を発揮します。ただし、痛みに効く成分は加熱に弱いためが、油を使うと分解されにくくなる。うどんなどに入れたりする前に一度炒めてから食べることがお勧めです。もちろん生で食べても効果はあります。

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薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

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