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乾燥、あせも、蚊、ダニ…。肌がかゆくなる要因はたくさんある。【肌のかゆみの原因と対策】

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乾燥、あせも、蚊、ダニ…。肌がかゆくなる要因はたくさんある。【肌のかゆみの原因と対策】
薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

肌のかゆみを感じてしまうのは様々な原因があるからです。そこで今回は、肌のかゆみの原因を解説しながら予防方法や、肌がかゆくなった後の対処方法などを紹介します。参考にしてみて下さい。

かゆみの原因

肌のかゆみの原因は様々なものがあり、肌質のものもあれば、季節によるものもあります。

  • 乾燥肌や敏感肌
    乾燥

『乾燥肌』や『敏感肌』は、皮膚のバリア機能が低下している状態なので刺激物質に影響されやすくなっています。

外部刺激に弱い肌質になってしまったら、少しの刺激でも肌のかゆみに悩まされてしまうのです。

  • 高温多湿
    日差し

『高温多湿』の環境で生活していたら、汗をかきやすくなります。汗をかく量が増えれば、皮膚にある『汗腺(汗を分泌する線)』が詰まりやすくなってしまい、汗が皮膚より排出されづらくなり、炎症がおきてかゆみを感じるようになります。これが「あせも」の原因です。

  • 蚊の唾液
    蚊

夏の季節になったら、日本では『蚊』が多くの人間の肌を刺す事によってかゆみを感じてしまいます。

蚊に噛まれると痒くなる原因は、蚊は血を吸うのと同時に、血液が固まる(血液凝固)を防ぐ『唾液』を送り込んでいるからです。その蚊の唾液には、他の生物から吸血した事によってウイルスが含まれている場合があるので、人間の免疫システムが反応してしまいます。

免疫機能が反応した時に人は肌のかゆみを感じますが、反応するまでに時間がかかるので蚊に逃げられた後に気づいてしまうのです。

  • ダニ刺され
    ダニ

ダニも夏の季節が近づいてきたら人間に刺してくる事があるので注意する必要があります。もしもダニに刺されてしまったら、7~10日間に渡って肌のかゆみに悩まされてしまいます。

ダニは様々な種類がありますが、『チリダニ』はハウスダストアレルギーの原因になりますが、人間の肌を刺してくる事がありません。
しかし『ツメダニ』は肌を刺してくる事があるので、あまり繁殖させないように注意して下さい。

しっかり予防しよう!

肌のかゆみを感じてしまう原因は様々なものがありますが、いくつか『予防方法』があるので詳しく紹介しましょう。

  • ビタミンB類を摂取
    ブロッコリー

乾燥肌の方がさらに乾燥してしまったら敏感肌になり肌のかゆみに悩まされてしまいます。つまり、乾燥肌対策を講じる事が乾燥肌や敏感肌の対抗策にもなります。

肌が乾燥しないためには『ビタミンB群』を摂取するようにしましょう。なぜなら、ビタミンB群の摂取量が足りなくなると肌のターンオーバー機能が低下し、肌のバリア機能まで低下してしまうからです。

ビタミンB群を摂取すれば肌のバリア機能の低下を抑える事ができます。

  • 保湿クリーム
    保湿

肌が乾燥している場合にはビタミンB群の摂取だけではなく、『保湿クリーム』も塗るようにしましょう。保湿クリームを塗れば、肌の水分を流さないため乾燥しづらくなり肌のかゆみの予防にもなります。

  • エアコンの利用
    エアコン

高温多湿の環境では汗をかきやすくなってしまうので、部屋にいる時は室温を下げるようにしましょう。エアコンには『除湿機能』もあるので、肌のかゆみの予防にもなります。

ただし、エアコンを使いすぎたら肌が乾燥する原因にもなるので、エアコンの風に直接当たらないように注意して下さい。また、あせもの原因となる汗腺の詰まりを防ぐために、汗をかいたらそのままにするのではなく、こまめにタオルなどで拭くようにしましょう。

  • 蚊の対策
    服

蚊は暗い色(黒や紺色)の服に寄る習性があるので、できるだけ明るいカラーの服(白や黄色)を着るようにしましょう。実際に、海外では『黒と白のシャツを着た人では、どちらの服を着た方が蚊に刺されるのか』という実験をしてみたら、黒い服を着た方のほうが圧倒的に蚊に刺されるという結果が出ました。

さらに、蚊は水が多い場所に発生しやすいので、庭に水が溜まりやすい容器などは撤去するようにして下さい。

そして、蚊が部屋に侵入してこない製品はいくつか販売されていますが、その範囲は限定的なので、全ての窓の近くに設置したほうが効果的です。

  • ツメダニの対策
    洗濯

ツメダニは、湿気が多くなってきたら繁殖するようになってきます。特に、敷き布団やマットレスで繁殖する可能性が高くなります。寝具に湿気があまりたまらないようにするためには、敷き布団の場合には定期的に押入れにあげて、マットレスは定期的に立てかけるようにして下さい。

ダニは、熱に強い習性がありますが水には弱いので、寝具のカバーが洗濯できるものであれば、カバーだけでも洗濯をしてダニを洗い流すようにしましょう。メッシュ生地を採用している寝具を利用すれば湿気がたまりづらく、ある程度までツメダニの繁殖を抑えられるので、熱や湿気がたまりやすい寝具を利用している場合には買い換えてみて下さい。

すでに肌がかゆかったら・・・?

すでに肌のかゆみに悩まされている場合には、かゆみ止め成分が入っている医薬品を利用するようにしましょう。お風呂に入った時は水分が逃げやすくなっている状態なので、お風呂から上がった後は早めのうちに『保湿剤』を塗っておきましょう。肌の乾燥を抑える事が現在のかゆみを抑える事にもつながるので、試してみて下さい。

肌のかゆみはつらいものですが様々な予防方法や対処方法があるので、これからは肌をかく前に実践してみて下さい。

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薬剤師「伊東」
記事の監修 伊東 和子(いとう かずこ)

テイコク製薬社調剤店舗「薬剤師」

35年の薬剤師キャリアを活かし、「健康を知り尽くした調剤マスター」としてテイコク製薬社の調剤業務に従事。

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