短時間睡眠に必要な事は?無理して短時間睡眠するのはやめましょう!

短時間睡眠は、限られた時間を有効に使いたい人には最適な方法ですが、ショートスリーパーになりたいからと睡眠時間を削ってしまった場合は、体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

短時間睡眠が可能なショートスリーパーの人たちの中には、無理をして睡眠時間を短くしているわけではなく、特異な遺伝子を持っている人がいるともいわれています。

日本は「睡眠不足大国」と言われています。

無理して短時間睡眠を目指すのではなく、質の高い睡眠を目指してみませんか?

短時間睡眠(ショートスリーパー)とは?

短時間睡眠(ショートスリーパー)とは?
現代の日本人は仕事などでとても忙しく、この半世紀で睡眠時間が少しずつ減ってきているとの調査報告もあります。

寝る時間がなかなか確保できず、毎日の睡眠時間が5時間以下になってしまう人も多いのではないでしょうか?

また、残業や付き合いなどで寝不足になり、昼寝をしたり食後にデスクでウトウトしたり、休日は昼過ぎまで寝ているという人も少なくないはずです。

短時間睡眠=ショートスリーパーとは、上記のようになんらかの問題があって睡眠時間が短くなっている人のことではなく、4~6時間、あるいはそれ以下の睡眠時間でも健康的な生活を送れる人のことをいいます。

中には毎日1~2時間しか寝ないというショートスリーパーもいて、そのような人たちは1日に22~23時間は仕事や家事、趣味の時間に充てられるということになります。

このように1日の睡眠時間が1時間や4時間しかなくても、日中に睡魔に襲われることなく、休日に寝だめすることもなく、短時間睡眠が続いても睡眠不足だと感じない人こそ「真のショートスリーパー」だといえます。

1日の中で活動できる時間が5~6時間多くなれば、少し遠くまで出かけたり、長編映画を見たり小説を1冊読み切ることもできます。

このような時間の使い方をすることは理想的なことですが、誰にでもできることではありません。

最近では、元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんがショートスリーパーだと報道されていましたが、日中にウトウトしていることや、話している最中に寝ていることもあったようですので、時間を有効に使うためにあえて短時間睡眠をしていたのかもしれませんね。

短時間睡眠によって時間を有効活用できることはとても素晴らしいことですが、体と相談しながら無理のない程度にして、しっかりと睡眠をコントロールすることが、1番自分のためになるのではないでしょうか?

短時間睡眠が可能なショートスリーパーは遺伝なの?

短時間睡眠が可能なショートスリーパーは遺伝なの?
短時間睡眠は自分でコントロールするものだとされており、自分の意思でできるものだと考えられていました。

短時間睡眠が可能なショートスリーパーは、遺伝子とは無関係であると考えられていましたが、最近の研究で「DEC2」や「β-1アドレナリン受容体遺伝子(ADRB1)」といった遺伝子の突然変異が関係していることがわかっています。

働きすぎともいわれる私たち日本人は「毎日3時間しか寝ていない」「平均5時間しか寝ていない」という人は結構多いです。

しかし、先ほどお話しした「真のショートスリーパー」とは特異な遺伝子を持っている人のことで、人口10万人に4人程の割合でしか存在しないといわれています。

また、同じ遺伝子を持った家族が3世代揃ってショートスリーパーであったことや、家族の中でもこの遺伝子を持たない人はショートスリーパーではなかったことなどから、短時間睡眠には遺伝子が関係しており、家族間での遺伝も関係しているといえます。

この特異な遺伝子を持っている人は、極端に睡眠時間が少ない場合でも体に影響を及ぼすことなく健康的な生活を送れるのですが、遺伝子を持たない人が短時間睡眠の生活を続けると、認知症やがん、心疾患のリスクが高くなるといわれているので注意が必要です。

仮に遺伝子を持たない人が短時間睡眠を続けられたとしても、病気になるリスクが全くないとは言い切れず、何かしらの不調が出る可能性も高いです。

有名なところではエジソンやドナルド・トランプがショートスリーパーとして知られていますが、エジソンは84歳まで長生きしました。

また、ドナルド・トランプも現時点で73歳ですが元気に活躍されています。

驚くことにドナルド・トランプは毎日1時間程度しか睡眠をとらないともいわれており、このような方たちは特異な遺伝子を持った「真のショートスリーパー」なのかもしれませんね。

短時間睡眠に睡眠の質や睡眠サイクルは関係ないの?

短時間睡眠に睡眠の質や睡眠サイクルは関係ないの?
睡眠には種類があり、眠りはまずノンレム睡眠から始まります。

その後レム睡眠へと移行して、またノンレム睡眠に戻るといったように繰り返されます。

多くの人は睡眠の2割がレム睡眠で8割がノンレム睡眠といわれていますが、この「レム睡眠」「ノンレム睡眠」とは一体何なのでしょうか?

【短時間睡眠】レム睡眠とノンレム睡眠
【レム睡眠】体(骨格筋)はリラックスしていても脳が覚醒している状態のことをいいます。急速眼球運動を伴う睡眠状態であり、瞼の下で眼球がキョロキョロと動いています。

夢を見たり金縛りにあったりするのは、このレム睡眠中である事が多いとされており、脳だけが覚醒し情報処理や記憶の定着をしています。

【ノンレム睡眠】
急速眼球運動(レム)のない睡眠状態のことをいいます。

脳の代謝量は低下し、脳も体もリラックスしている状態で、疲労回復、組織の修復、細胞の産生など、大切な役割を多く担っています。

また、深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌されるといわれており、人間にとって欠かせない睡眠であるといえます。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の合計(1サイクル)は90分であり、このサイクルを睡眠中に数回繰り返しているといわれてきましたが、最近ではこのサイクルには個人差や体調の影響が大きいことがわかっています。

1サイクル80分の人もいれば100分の人もいるため「必ず90分サイクルで寝ると良い」とは一概には言えません。

では、短時間睡眠が可能なショートスリーパーの人の睡眠サイクルはどのようなものになっているのでしょうか?

実はショートスリーパーの人たちは、脳が覚醒している「レム睡眠」に比べて、疲労回復や組織の修復に欠かせない「ノンレム睡眠」のほうが長いという調査結果が出ています。

このように、真のショートスリーパーの人たちは無意識のうちに質の高い睡眠がとれているわけですが、質の高い睡眠がとれているから短時間睡眠が可能になっているというわけではありません。

ショートスリーパーの遺伝子を持っているからこそ質の高い睡眠が取れており、短時間睡眠でも健康的な生活を送ることが可能になるのです。

どうしても短時間睡眠になる場合は睡眠のコツを試そう!

どうしても短時間睡眠になる場合は睡眠のコツを試そう!
どうしても「短時間しか睡眠時間が確保できない!」という場合も、睡眠の質については考えましょう。

ショートスリーパーを目指して質の高い睡眠をとるのではなく、自分のために質の高い睡眠をとって、体を大切にすることが1番です。

短時間睡眠は、ショートスリーパー体質でない限り、体調不良になったり病気のリスクが高くなったりすることがあるため、あまりおすすめできません。

しかし、仕事や家事、育児などに追われて睡眠時間が確保できないという場合もありますよね。

このような場合は、時間があいた時や休日に寝だめをしたくなる時があるものです。

寝だめをすることによって失った睡眠時間を一気に取り戻せるような気がすると思いますが、実は寝だめをしても睡眠不足は解消しないといわれています。

寝だめをすることで失った睡眠時間を相殺しようとせずに、睡眠の質を高めることが重要なポイントになります。

質の高い睡眠をとるための4つのコツを紹介します。

【短時間睡眠のコツ】寝だめをしない

寝だめをしても睡眠不足は解消できず、体内時計が乱れ、就寝時間になっても寝つけないことがあります。

休日でも、普段より1~2時間多く寝る程度に抑えておきましょう。

【短時間睡眠のコツ】就寝1時間半前に入浴して体を温める

【短時間睡眠のコツ】就寝1時間半前に入浴して体を温める
人間は、一度上がった体温が下がる時に眠くなります。

就寝の1時間半前に入浴することで、布団に入る時にちょうど体温が下がり始め、寝つきがよくなります。

【短時間睡眠のコツ】寝る前にスマホをいじらない

【短時間睡眠のコツ】寝る前にスマホをいじらない
スマホのブルーライトには覚醒効果があるため、就寝前にスマホをいじることで脳が覚醒し、寝付きが悪くなります。

寝る前にどうしても使いたい場合は、ブルーライトカットの設定をしましょう。

【短時間睡眠のコツ】就寝3時間前までに夕食をすませる

【短時間睡眠のコツ】就寝3時間前までに夕食をすませる
遅い時間に食事をして、その後すぐに寝ることもあると思います。

しかし、食後にすぐに就寝すると、寝ている最中に消化活動をすることになります。

消化活動は思っているより体力が必要ですので、就寝3時間前までに食事を終えておくことが理想的です。

生活のリズムを整え体に良い環境を作ることで、同じ睡眠時間でも質の高い睡眠をとれるようになります。

良質な睡眠で体をしっかり回復させてあげましょう。

睡眠不足の定義とは?短時間睡眠が続くとどうなるの?

睡眠不足の定義とは?短時間睡眠が続くとどうなるの?
ちょうどいい睡眠時間というのは人それぞれで、個人差が大きいのが実情です。

4時間寝れば1日すっきりと過ごせる人もいれば、10時間寝ても日中に眠たくなる人もいます。

一概に睡眠不足と言っても「〇時間だから睡眠不足」とは言えません。

個人差がある「睡眠に必要な時間」ですが、睡眠不足が続けば必ずと言っていいほど体調不良に陥ります。

精神的にも肉体的にも様々な影響があり、それによりさらに寝つきが悪くなったり睡眠の質が悪くなったりするため、悪循環のループにおちいります。

睡眠不足であることに早い段階で気づき、対処する必要があります。

【睡眠不足のサイン】集中力が低下する

睡眠不足になると認知機能の低下から情報処理がうまくできなくなり、仕事でのミスが増えたり、いつもならばできることに集中できなくなったりします。

【睡眠不足のサイン】日中に疲れや眠気を感じる

通勤中や午前中などあまり動いていない時間帯に疲れや眠気を感じる場合は、心身ともに十分な休息が取れていない可能性が高いです。

【睡眠不足のサイン】頭痛やめまいがある

睡眠不足になると脳が酸欠状態になり、頭痛を引き起こすことがあります。

また、自律神経のバランスが乱れ、めまいを起こす原因にもなります。

【睡眠不足のサイン】肌荒れ

睡眠不足になると新陳代謝が悪くなるため、肌の代謝も悪くなり、肌質が悪くなります。

このようなサインに早く気付き、深刻な睡眠不足にならないように心がけましょう。

短時間睡眠を続けている人にはきっとこのようなサインが現れているはずです。

短時間睡眠で寝不足感がある!最適な睡眠時間は?

短時間睡眠で寝不足感がある!最適な睡眠時間は?
日本人の平均睡眠時間は6~7時間で、睡眠時間が6時間を下回ると「寝不足」だと感じる人が多いとされています。

アメリカの調査では、睡眠時間が7時間の人が最も寿命が長いという結果も出ています。

7時間を下回ると寿命が短くり、7時間を超えるとさらに短くなるというから驚きです。

人間の睡眠サイクルには個人差があり、80分の人もいれば100分の人もいると紹介しましたが、大体の人はこのサイクルを4~6回繰り返し、7時間ほどの睡眠で自然に目が覚めるようになっています。

自分の睡眠サイクルを確かめるのは難しいですが、これを掴めれば良質な睡眠を確保できます。

最近では睡眠サイクルを記録してくれるスマホのアプリも多くあるので、一度試してみるのもいいかもしれません。

自分の睡眠サイクルがどのようになっているのかがわかれば、自分は何時に寝て何時に起きるのがベストなのかということもわかり、生活のリズムを整える手助けにもなります。

短時間睡眠でも過剰睡眠でも、どちらも病気になるリスクが高くなり、寿命も短くなるわけですから、自分の睡眠サイクルに合わせた7時間程度の睡眠時間で、生活そのものをコントロールすることが最適だといえます。

短時間睡眠ではなく質の高い睡眠で快適な1日にしよう!

短時間睡眠ではなく質の高い睡眠で快適な1日にしよう!
今回は、短時間睡眠や睡眠の質について紹介しました。

短時間睡眠が可能なショートスリーパーに憧れる人は多いと思いますが、人にはそれぞれ自分に合った睡眠サイクルがあるため、無理は禁物です。

睡眠の質や睡眠サイクルをしっかり理解し、間違った方法で体を壊さないように気を付けてくださいね。

  • 短時間睡眠でも健康な生活ができる人は、特異な遺伝子を持っている
  • 短時間睡眠しかとれない場合は、質の高い睡眠をとるように心がける
  • 無理な短時間睡眠は睡眠不足を招き、病気を引き起こす
  • 最適な睡眠時間は約7時間です

睡眠サイクル・生活のリズムを整えて、快適な生活を送りましょう。

【眠れないまま朝に…】寝つきをよくする方法と眠れない時の対処方法

毎日、ぐっすりと眠れたらいいのですが、寝つきが悪く寝たいのに眠れない日ってありますよね?

翌朝が早起きする時は、無理に寝ようとして焦りが募り、かえって眠れなくなることもありますよね。

眠れない時に焦るのは禁物です。

そこで今回は、眠れないまま朝を迎えそうな時の対処方法や、寝つきをよくする方法についてご紹介します。

【眠れない時の対処方法】眠れないまま朝になるのを回避

【眠れない時の対処方法】眠れないまま朝になるのを回避

寝ようとしても中々眠れず、ようやく眠れそうになった時には、太陽が昇りかけていて結局眠れなかったなど、多かれ少なかれ、眠れない夜はありますよね?

こんな夜はどう対処したらいいのでしょうか?

眠れない時の7つの処法方法についてご紹介します。

【眠れない時の対処方法】無理に寝ようとしない!

何時間たっても眠れず、朝が近づいてくると焦ります。

しかし、こんな時は無理に寝ようとして焦ったりしてはかえって目が覚めます。

眠れないときは、無理に寝ようとして焦るのは辞めましょう。

そんな時は、布団の中でゴロゴロしつつ目をつむるだけでも段々と睡魔がやってくるはずです。

【眠れない時の対処方法】音楽を流してみる!

眠れないときは、リラックスできる音楽を流すのもいいでしょう。

自然音(波の音や風の音など)を静かに流すととてもリラックスできます。

意外なところでは、メトロノームを鳴らすのも効果的です。

メトロノームは一定のスピードで音がなるので、ゆっくりめのスピードで鳴らしていると眠気を誘います。

【眠れない時の対処方法】アロマを置いてみる!

寝つけないときには、リラックスできる穏やかな香りを寝室に漂わせて、寝室をリラックスできる環境に整えてみるのもいいですよ。

自分好みのリラックスできる香りを見つけましょう。

【眠れない時の対処方法】軽いストレッチする!

身体が硬くなり、緊張した状態になっていると、眠りにつきにくくなります。

そこでオススメしたいのが、10分程度の軽いストレッチです。

ストレッチで身体をほぐすと緊張が緩和されるので、寝つきやすくなります。

しかし、強い運動をするのは逆効果なのでご注意ください。

【眠れない時の対処方法】マッサージしてもらう!

マッサージをされている時は、気持ちよくて眠くなった経験はありませんか?

マッサージには、身体をほぐすと同時に、精神的にリラックスさせる効果があります。

寝つきが悪い時には、ご家族の方に肩や背中、腰などをマッサージしてもらいましょう。

【眠れない時の対処方法】自己暗示をかける!

米軍で行われている寝つけないときの睡眠法が、自己暗示です。

1

深呼吸して顔の力を抜き、筋肉をほぐす

深呼吸して顔の力を抜き、筋肉をほぐす。深呼吸して顔の力を抜く。

2

肩を落として、腕の力を抜く

肩を落として、腕の力を抜く。深呼吸して上半身の力を抜く。

3

想像する

「広い湖に浮かんだカヌーに乗っている自分」「ハンモックに揺さぶれている自分」を想像する。

4

返して言う

「何も考えない」「何も考えない」「何も考えない」と、10秒間繰り返して言う。

これだけで、戦場で強いストレスを感じている兵士でも眠れるようになるそうです。

寝つけなくて困っている方は、一度お試しになってはいかがでしょうか?

【眠れない時の対処方法】悩み事を寝室に持ち込まない!

寝ようとして目をつむった時に、不意に不安を思い出したり、考え事が頭に浮かんで眠れなくなったことはありませんか?

悩みや不安は、睡眠の大敵です。

寝る前にネガティブなことは考えないようにするのも、寝つきをよくする秘訣です。

【眠れない時の対処方法】睡眠の質を高める7つのコツ

【眠れない時の対処方法】睡眠の質を高める7つのコツ
しっかりと眠れるよう、普段から眠りやすくする環境を整えておくことも大切です。

眠れない時に確認して欲しい7つのポイントいついてご紹介します。

【眠れない時の対処方法】生活リズムを整える!

眠気は、脳の内部で作られるメラトニンというホルモンが関係しています。

このメラトニンは、1日中常に作られているわけではありません。

メラトニンの量は、朝になると減少して15〜16時間ほどすると、増えてくるという一定のサイクルのもとに変動しています。

このサイクルには、体内時計とよばれる1日の活動のリズムを整えるための仕組みが作用しています。

ところが、朝起きる時間や眠る時間が不規則になると、体内時計が狂ってしまいメラトニンサイクルも乱れます。

メラトニンのサイクルが乱れると睡眠に悪影響が及ぼされ、夜になっても寝つきにくくなったり、昼間に眠くなったりします。

そこで、体内時計がきちんと働くように、平日や休日に関係なく、起きる時間、寝る時間を一定に整えましょう。

毎日同じ時間に起きて、同じ時間に眠るようにすることで、体内時計が整えられて、寝るべき時間がきたことを体が認識しやすくなります。

体内時計は1日25時間と考えられています。

現在の地球の1日は24時間ですから、1時間のズレがあります。

このズレには補正される仕組みが備わっており、朝の太陽の光を浴びることでズレをリセットするようになっています。

起床と睡眠の生活リズムを整えると同時に朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びて、体内時計をリセットすることを忘れないようにしましょう。

【眠れない時の対処方法】食習慣を整える!

朝食を食べない人は、食べる人と比べて睡眠と目覚めのリズムが不規則になるという研究結果があります。

また、寝る前の食事は、胃腸が活発化した状態で眠ることになるので、眠りが浅くなり睡眠の質が下がります。

少なくとも寝る3時間前までに食事はすませておくようにしましょう。

朝食や夕食の食べ方、つまり食生活のリズムを整えることも睡眠の質を高めるために大切です。

また、栄養面ではタンパク質の摂取量が少ないと、睡眠の質が低下することも報告されています。

炭水化物や脂質、タンパク質の含まれた食べ物を偏ることなく、バランスよく食べるようにしましょう。

【眠れない時の対処方法】自分にあった枕を使う!

体型にあった枕選びも睡眠の質を高めるために大切です。

枕は、自然に寝返りがうてる低めの高さがオススメです。

幅が広いと寝返りをした時に頭が落ちにくいので、幅が広めの枕を選ぶといいでしょう。

【眠れない時の対処方法】寝室の照明を暖色系にする!

寝室の照明も睡眠にとても影響しています。

睡眠中にオススメの寝室の照明は、赤色やオレンジなどの暖色系の照明です。

目に直接光が入ると寝つきが悪くなるので、間接照明を利用するのが理想的です。

【眠れない時の対処方法】寝室を温度管理する!

人の体温は、日中は上がりますが、睡眠中は逆に下がります。

そのため、睡眠中の寝室の温度管理はとても大切です。

睡眠の質を高めるために、寝室は暑すぎず、寒すぎない適度な室温に保つようにしましょう。

【眠れない時の対処方法】お風呂に入る!

寝る1時間くらい前に、お風呂につかって身体を温めるのも睡眠の質を高めるのに効果的です。

お風呂の温度は37〜39℃くらいのぬるま湯は、体だけでなく精神的にもリラックスできます。

42℃以上の熱いお風呂に入ると寝つきが悪くなるので、気を付けましょう。

【眠れない時の対処方法】温かい飲み物を飲む!

冷たいものを飲むと目が覚めるので、寝る前に喉が渇いた時は、ホットミルクなどの温かい飲みものを飲むのがオススメです。

身体を温めるだけでなく、空腹感も緩和されて眠気を誘えます。

しかし、コーヒーや紅茶のようなカフェインが含まれている飲み物は、温かくても逆効果なので注意しましょう。

【眠れない時の対処方法】眠れない原因とストレスの関係性

【眠れない時の対処方法】眠れない原因とストレスの関係性
人の体は、交感神経と副交感神経という自律神経の働きでコントロールされています。

身体の活動が活発な時には交感神経が優位になり、反対に休息時には副交感神経が優位になります。

このように、状況に応じてこれらの神経が交互に作用しており、今回のテーマである睡眠に関係するのは副交感神経です。

人は仕事や人間関係などから日常的にストレスを受けています。
ストレスを受けると交感神経が活発化します。

悩み事が増えると眠りにくくなるのは、悩み事によってストレスがたまり、交感神経が優位になり、睡眠時に必要な副交感神経がきちんと機能しなくなるからです。

ストレスが、睡眠の質に大いに影響していることがこのことからわかります。

日常生活からストレスを完全に取り除けませんが、ストレス発散する方法を身につけることはできます。

趣味を持つなど、ストレスを和らげて睡眠の質を高めましょう。

【眠れない時の対処方法】寝つきを悪くする寝る前のNG行動

【眠れない時の対処方法】寝つきを悪くする寝る前のNG行動

寝つきを悪くする恐れのあるNGな行動や習慣があります。

当てはまることがある場合は、寝つきを悪くする恐れがあるので注意しましょう。

【眠れない時の対処方法】コーヒーや紅茶を飲む!

コーヒーや紅茶にはカフェイン>が含まれています。

カフェインには、脳の中で睡眠状態をもたらす睡眠物質の働きを抑える作用があり、目が覚めてしまいます。

カフェインは飲んでから30分ほどで効果が現れて、数時間にわたって効果が持続します。

人によっては日中に飲んだコーヒーや紅茶が、睡眠に影響して眠れなくなることもあります。

少なくとも、寝る前にカフェインが含まれる飲み物を飲むのは控えましょう。

緑茶も同じくカフェインが含まれていますので、ご注意ください。

【眠れない時の対処方法】スマホをみる!

スマホの画面からの光に含まれるブルーライトは、目を覚まさせる効果があると言われています。

寝る前にスマホをチェックする習慣はありませんか?

寝つきをよくするためにも、寝る前のスマホチェックはやめましょう。

同様の理由で、寝る前のパソコン操作やテレビも寝つきを悪くする可能性があります。

【眠れない時の対処方法】ゲームする!

コンピューターゲームに熱中すると、交感神経が優位になります。

そのため、寝る前にゲームをすると、寝ようと思っても寝つけなくなります。

寝る前にゲームをするのはやめた方がいいでしょう。

【眠れない時の対処方法】食べ過ぎる!

日本の食生活では、夕食を豪華にしやすいです。

食事の後は、身体の中で食べ物を消化しますが、たくさん食べるとそれだけ消化に時間がかかります。

消化している間は、胃腸の働きが活発になっています。

食べすぎた日に寝つきが悪くなった経験はありませんか?
その背景にはこのような事情があります。

夕食の食べ過ぎ、特に消化に時間がかかる肉類の食べ過ぎには注意しましょう。

【眠れない時の対処方法】エクササイズする!

健康管理の上で、運動は大切です。

しかし、寝る前に運動すると、脳内で目を覚まさせる物質が放出されて、眠りにくくなります。

少なくとも、寝る2〜3時間からは運動しないようにしましょう。

【眠れない時の対処方法】タバコを吸う!

タバコに含まれるニコチンには目を覚まさせる作用があり、吸い終わってから30分ほどは目が覚めたままになります。

寝る前のタバコは控えて下さい。

【眠れない時の対処方法】寝酒する!

アルコールを飲んだ後、眠たくなって寝た経験のある方も多いと思います。

このような経験があれば、アルコールがあると寝付きやすくなると思われやすいですが、アルコールを寝る前に飲むと、眠りが浅くなり、睡眠の途中で目が覚めやすくなり睡眠サイクルを乱します。

寝酒の習慣は、一時的には眠れても、途中で目が覚めるなど睡眠の質を下げてしまうのでやめた方がいいでしょう。

【眠れない時の対処方法】遅い昼寝をする!

適度なお昼寝は、健康管理の上でとても大切です。

ところが、例えば夕方近くのお昼寝など、遅い時間にお昼寝をしてしまうと、当然ですが寝つきが悪くなってしまいます。

夕方以降のお昼寝はくれぐれもご注意ください。

【眠れない時の対処方法】在宅ワークしている!

自宅で仕事をする人とオフィスで仕事をする人を比べると、自宅で仕事をする人の方が長い間仕事をする傾向があります。

また、自宅で仕事をすると仕事とプライベートの境界があいまいになり、ストレスを受けやすくなります。

自宅での仕事のしすぎも、睡眠の質に影響しますのでご注意ください。

眠れない時は対処方法を試して睡眠の質を高めましょう!

今回は、眠れないまま朝を迎えそうな時の対処方法や、寝つきをよくする方法についてご紹介しました。

人は1日の1/3くらいの時間、寝て過ごします。

睡眠の質を高めることは、健康づくりの上でとても大切です。

その第一歩が寝つきをよくすることです。

  • 眠れない時は、寝ようとせずにリラックスして、マッサージやストレッチするのがオススメ
  • 睡眠の質は健康づくりの点から大切である
  • 睡眠の質を高めるには、生活習慣や食習慣を整えたり、枕を合わせたりすると効果的
  • 寝る前のコーヒーやスマホ、寝酒など寝つきを悪くする習慣はやめよう

大丸京都店にてIFMC.を使用した膝サポーターのイベントブースを出店します

大丸京都店のイベントブースで、IFMC.を使用した膝サポーターを京都大丸限定デザインで販売いたします!

期間:5月24日(金)~5月29日(水)
場所:大丸京都店 7階催会場(https://www.daimaru.co.jp/kyoto/

是非お越しくださいませ!

【寝る前にNG飲み物】ホットミルクはダメ!?寝る前の飲み物でオススメは?

カフェインを含んだコーヒーを寝る前に飲むと眠りが浅くなるということは、知っている方も多いですよね。

しかし、なぜカフェインは眠りに影響をもたらすのでしょうか?

今回は、睡眠を妨げる飲み物や、睡眠前に飲むといいオススメの飲み物についてご紹介します。

【寝る前にNG飲み物】カフェインが眠りを妨げる理由

カフェインが眠りを妨げる理由【寝る前に避けた方がいい飲み物】

【寝る前にNG飲み物】アルコール飲料

寝酒という言葉が有名なので、深酒はともかく、少しくらいお酒を飲んだ方が睡眠にいいと思っている方は少なくありません。

ですが、基本的にアルコール飲料は、質の高い睡眠に適していないので寝る前に飲むのはNGです。

アルコールは大なり小なり脳を覚醒させるので、たとえすぐ眠れてもその浅さから通常よりも疲労の回復が遅くなります。

また、睡眠の浅さに加え、水分を欲することから、寝ている途中で目覚めてしまうことも多くなります。

寝る前に飲む飲み物として、デメリットが目立ちます。

【寝る前にNG飲み物】カフェインが含まれる飲み物

カフェインが含まれる飲み物にはコーヒーが有名ですが、緑茶にも多く含まれているので注意が必要です。

しかし、何故カフェインが睡眠によくないかはあまり知られていません。

実は、カフェインが睡眠を阻害するメカニズムについては、長い間、正確には解明されていませんでした。

現在では、最新の研究によってその実態が少しずつ明らかになっています。

私たちの脳では、睡眠物質と呼ばれる「アデノシン」と、覚醒物質といわれる「ヒスタミン」が日々、生成されています。

「アデノシン」は蓄積されていくと、脳から「ヒスタミン」の放出を抑える性質があります。

そして段々と「アデノシン」が溜まった脳は、体を休息させるモードに入り、やがて睡眠につながるという流れになります。

しかし、カフェインは、この「アデノシン」の生成を阻害する働きがあります。

カフェインと「アデノシン」の構造が、とても似ていることが理由といわれています。

すると、「ヒスタミン」の放出が止まらないので、脳は覚醒を続け、体が中々休まらない状態になります。

これが、カフェインの睡眠阻害作用です。

昔から言われるように、寝る前にカフェインを多く含む飲み物は、飲むのは避けましょう。

【寝る前にNG飲み物】寝る前はホットミルクがいい!?

寝る前の飲み物で有名な「ホットミルク」実は…条件があった!?

寝る前に飲むといいと言われる飲み物には、色々なものがあります。

しかし中には、民間伝承レベルで伝わってしまい、科学的な根拠に欠けるものも少なくありません。

寝る前に飲む飲み物として、幅拾い世代に有名なのはホットミルクです。

小さいころから「、眠れない時は牛乳を温めて飲みなさい」と教わった覚えがある方は多いでしょう。

しかし、温かい飲み物が寝る前にいいのは確かですが、ホットミルク自体の効果については、実は色々な方面から疑問視する声も上がっています。

牛乳には、睡眠のために必要なホルモン「メラトニン」を生成する元となる「トリプトファン」が多く含まれています。

これが睡眠にいいといわれるようになった理由といわれますが、食事から摂取したトリプトファンから体内でメラトニンが生成されるには、実は半日以上の時間が必要です。

ぐっすり眠りたいからという理由で、飲む飲み物ではないかもしてません。

【寝る前の飲み物】寝る前にオススメの飲み物を2つ紹介

寝る前におすすめの飲み物を紹介!寝る前の一工夫でぐっすり!

【寝る前の飲み物】ホットのハーブティーやお茶

カモミールティー、ルイボスティー、ローズヒップティー、黒豆茶、ごぼう茶、三年番茶などを温めて飲むのがいいでしょう。

ハーブティーの選択として、まずノンカフェインであることが第一条件です。

そして、抗酸化作用のある成分(ポリフェノールなど)や、食物繊維を多く含むものがオススメです。

寝ている間に、血行や、腸の働きを整える作用が期待できます。

【寝る前の飲み物】しょうが湯

しょうが湯も新陳代謝を促進して、体を温める作用があるので、寝る前の飲み物として効果的です。

【寝る前の飲み物】飲むタイミングは寝る〇時間前に!

飲み物を飲むタイミングは寝る〇時間前に

気持ちよい睡眠をとるには、寝る1時間ほど前から副交感神経を落ち着かせるため、TVやパソコンなどを使うのをやめ、脳と体をリラックスさせることが重要です。

小さめの音でクラシックを聴いたり、本を読んだりするのもいいでしょう。

この時は頭を使うビジネス書ではなく、気楽に読める小説やエッセイなどを読むようにしましょう。

そして、安眠のために飲み物を飲む場合、この就寝~1時間前のタイミングに合わせて飲むのが一番効果的です。

その時は体に刺激を与えないように、ゆっくりと味わうことが大切です。

そのためにもリラックスタイムに入る前に、飲み物の準備をしっかりしておくことをオススメします。

逆に、寝る直前に一気に飲んだり、寝る2~3時間に飲むのは控えましょう。

寝る直前に大量に飲むと、落ち着いた副交感神経を刺激してしまい、あまりに時間が早すぎると温めた体が冷えてしまい、効果が薄れてしまうためです。

寝る前に飲む飲み物を選べば睡眠の質は変わります!

今回は、睡眠を妨げる飲み物や、睡眠前に飲むといいオススメの飲み物についてご紹介しました。

寝る前の飲み物は、ホットハーブティがオススメです。

体を刺激しないように、寝る1時間ほど前から、ゆっくり味わって飲みましょう。

「食後」と「眠気」の関係性は?食後に眠気がくる原因や予防方法を解説

食後は眠気に襲われませんか?
特に昼食後に眠気に襲われるという人は多いと思います。

昼食後に仕事を開始しようと思っても、眠くて集中できなかったり、だるくてやる気が起きなかったり、食後の眠気はとても厄介です。

しかし、食後の眠気は食事の摂り方を少し工夫するだけで防げます。

食事中~食後にかけての血糖値の変化が主な原因です。
血糖値を意識して食事を摂ることで、食後の眠気やだるさを予防しましょう。

そこで今回は、食後の眠気に襲われる原因や、食後に眠気に襲われ時の眠気対策グッズについてご紹介します。

【食後の眠気】食後に眠たくなりやすい人の10の特徴

【食後の眠気】食後に眠たくなりやすい人の10の特徴
食後の眠気には色々な原因がありますが、特に食事に関するものが多いです。

食後に眠気に襲われるという人は、以下に心当たりがあるのではないでしょうか?

【食後の眠気】朝ご飯を食べない!

朝ご飯を食べないと、昼食時に血糖値が急激に上昇するため、インスリンが多量に分泌されます。
すると血糖値が急降下し、眠気を引き起こします。

【食後の眠気】食べ過ぎている!

食べ過ぎると「オレキシン」という脳内物質が活性化し、脳内が覚醒状態から睡眠モードに切り替わります。

【食後の眠気】丼物やパスタなどの単品料理が多い!

炭水化物(=糖質)は、血糖値を上げる作用があります。

丼物やパスタなどの単品料理は、炭水化物を多く摂取することになりますので、血糖値が上がり、その後の急降下により眠たくなります。

【食後の眠気】玄米や雑穀米より白米、蕎麦よりラーメンが好き!

白米やラーメンなどの「白い」炭水化物は、玄米や雑穀米・蕎麦に比べてGI値が高いです。

GI値が高いものは、血糖値を急激に上昇させる働きがあるため、その後の急降下により眠気が起こります。

【食後の眠気】食物繊維をあまり摂らない!

食物繊維には、糖の吸収を穏やかにする働きがあります。

食物繊維を摂ることで血糖値の上昇が緩やかになりますが、あまり摂らない人は血糖値が急激に上昇する可能性が高いです。

【食後の眠気】早食い!

早食いは、血糖値の急上昇に直結します。

食べ物が一気に腸内に運び込まれることで、短時間で血糖値が上昇するため、注意が必要です。

【食後の眠気】果物やデザートなど甘いものをよく食べる!

果物やデザートには、糖分が多く含まれています。

糖分は血糖値を上昇させますので、食後のデザートが日課になっている場合は要注意です。

【食後の眠気】1人で食べることが多い!

一人で食事をすると食べ物に対する執着心が大きくなり、食べ過ぎにつながるという研究結果があります。

【食後の眠気】間食をしない!

間食はしないほうがいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、空腹状態を続けた後に食事を摂ることで、血糖値が急上昇するため眠気が起こります。

【食後の眠気】睡眠不足になっている!

睡眠不足の場合は、午前中は頑張れても、午後になると体力が持たずに眠気に襲われることがあります。

【食後の眠気】食後に眠気に襲われる原因は3つ!

【食後の眠気】食後に眠気に襲われる原因は3つ!
食後に眠くなるのは「なぜだろう?」と思っている人は少なくないと思います。

気候がいいから「眠たくなる」と思うかもしれませんが、それだけではなく他にも原因があります。

主な3つの原因について紹介します。

【食後の眠気】食事性低血圧が原因です!

食事性低血圧とは、食後に急激に血圧が低下することをいいます。

明確な定義はありませんが、食事摂取後1時間以内に平均血圧が20mmHg以上低下する場合などがこれにあたります。

自律神経失調症、パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、高血圧などの既往があると、食事性低血圧が起こりやすいとの報告があります。

食後は、食べたものを消化するために胃や腸の血管が拡張し血液が胃腸に集まり、結果として心臓の血液量が減り血圧が低下します。

この時、健康な人の体では血圧を維持・調整できますが、上記に挙げたような病気がある場合は、自律神経などがうまく働かなくなり、急激な血圧低下が起こりやすくなり眠気が生じます。

【食後の眠気】オレキシンという脳内物質の活動が鈍るのが原因です!

上記で少し触れましたが、食事をして心身とともに満たされた状態になることで「オレキシン」という脳内物質の活動が鈍くなります。

動物はお腹がすくとエサを求めて脳が覚醒しますが、この時はオレキシンの活動が活発になっています。

しかし、エサを捕らえて空腹が満たされると、今度はオレキシンの活動が鈍くなり、眠気が現れます。

これは人間も同じで、お腹がいっぱいになるとオレキシンの活動が鈍くなり、食後に眠たくなります。

【食後の眠気】血糖値の乱高下のが原因です!

炭水化物や甘いものをたくさん食べたり、大食い・早食いをしたりすると、血糖値が乱高下する可能性が高くなります。

血糖値の乱高下というのは、食事により急激に上がった血糖値が、その後急激に下がることをいいます。

本来なら血糖値は食後緩やかに上昇し、その後緩やかに低下していきます。

グラフに表すと緩やかな波のような波形を描きますが、血糖値が乱高下している場合は、とがった釘(スパイク)が刺さっているような波形を描き、これを「血糖値スパイク」と呼びます。

このように血糖値を急上昇→急降下させるような食生活をしている場合は、食後の眠気を感じやすくなります。

【食後の眠気】食後の眠気と血糖値の関係性を知ろう!

【食後の眠気】食後の眠気と血糖値の関係性を知ろう!
血糖値スパイクは糖尿病の前段階であり、通常は食事をすると緩やかに上昇するはずの血糖値が、急激に上昇するようになります。

この血糖値スパイクが生じている可能性のある日本人は1400万人以上いるといわれており、9人に1人が血糖値スパイクの疑いがあることになります。

この血糖値スパイクは、放っておくと糖尿病になる可能性が高いため、できるだけ早く発見することが早期治療のカギになります。

食後の眠気とも深い関わりがあり、血糖値スパイクのリスクが高い人は、食後に眠気を感じる確率が高くなります。

血糖値スパイクは糖尿病の前段階とだとお話ししましたが、何らかの原因で食後短時間の間に血糖値が急上昇することをいいます。

血糖値が急上昇すると体が驚き、血糖値を下げようとしてインスリンが多量に分泌されます。
すると今度は一気に血糖値が下がり、低血糖状態になります。

低血糖状態になると、眠気、倦怠感、イライラが現れやすくなります。

どのような人が血糖値スパイクを抱えているのでしょうか?

以下の質問に答えていくことで、そのリスクを診断できます。

【食後の眠気】血糖値スパイクのセルフチェックリスト

  • 朝食は食べない
  • 週3回以上の外食やコンビニ食
  • BMIが25以上
  • 血のつながった家族に糖尿病の人がいる
  • 3食のうち1食以上は10分以内に食べ終わる(早食い)
  • 食後はあまり動かず椅子に座っていることが多い
  • 運動の頻度は週3日以下
  • 3回以上ダイエットに取り組んだことがある
  • 6時間以下の睡眠が週3回以上ある

上記の項目に5つ以上当てはまる人は、血糖値スパイクのリスクが高いです。

3~4つの人は中リスク、2つ以下の人は低リスクになります。

健康診断では空腹時の血糖値を測りますので、血糖値スパイクの場合は検査値に異常がないと診断される可能性が高く、糖尿病になって初めて気づくケースが多いです。

もしかして…?と思う人は、食後すぐに血糖値検査をすることをオススメします。

【食後の眠気】血糖値スパイクの原因と予防方法

【食後の眠気】血糖値スパイクの原因と予防方法
セルフチェックリストにあったように、下記に当てはまると食後の眠気=血糖値スパイクの原因になります。

  • 朝食を食べない
  • 早食い
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 太り気味

この他にも、下記に当てはまると血糖値スパイクの原因になります。

  • 甘いお菓子やジュースをよく食べる
  • 炭水化物メインのメニューをよく食べる
  • お酒を大量に飲む
  • 野菜不足
  • 食事の時間が不規則
  • 食後すぐに就寝する(2時間以内)
  • たばこを吸う
  • 移動はもっぱら車でする
  • 怒りっぽい性格

血糖値スパイクの根本的な原因は、血糖値の急上昇なので、血糖値を急上昇させない生活をすることが予防につながります。

6つの予防方法について紹介します。

【食後の眠気】よく噛んでゆっくり食べて予防する!

早食いや大食いをすると血糖値が急上昇するので、よく噛んでゆっくり食べることで、早食いと食べ過ぎを防ぎます。

【食後の眠気】ベジタブルファーストを意識して予防する!

空腹の状態で炭水化物を食べると、血糖値が急上昇しやすくなります。

食事の際は、主食(糖分)より先に野菜を食べて、小腸に膜を作ることで糖分の吸収が緩やかになります。

食べる順番としては、野菜→タンパク質(肉・魚など)→炭水化物の順番で食べるのがオススメです。

【食後の眠気】1日3食しっかり食べて予防する!

食事を抜くと、血糖値はどんどん下がっていきます。

血糖値が下がりすぎた時にドカ食いすると、一気に血糖値が上がる原因になります。

朝昼晩しっかり食事を摂って、血糖値の急上昇を防ぎましょう。

【食後の眠気】間食を有効活用して予防する!

1日3食食べていてもお腹がすいてしょうがない時もあると思います。

そんな時は食物繊維が豊富なドライフルーツやナッツ類を少しつまむようにするといいです。

食物繊維は糖の吸収を緩やかにする働きがありますし、空腹による食後の血糖値の急上昇を防げて一石二鳥です。

【食後の眠気】食材選びに気を付けて予防する!

主食にはご飯や麺類、パンなどがありますが、「白」のものより「黒」「茶色」のものを選ぶようにしましょう。

ご飯なら玄米や雑穀米、麺類なら蕎麦、パンなら全粒粉のパンというように、色の濃いものを選びましょう。

精製されていないものは食物繊維が豊富なので、糖の吸収を抑える効果があります。

【食後の眠気】おやつは糖質オフにして予防する!

最近は糖質オフの食べ物が多く売られています。

ケーキなどの甘いものは血糖値を急上昇させる原因になるので、食後のデザートなどがどうしても食べたい場合には、糖質カットや糖質オフのものを選ぶことをオススメします。

糖質オフのレシピはたくさんありますので、ネットや本で調べて手作りするのも1つの手です。

食事に関する簡単な予防法をお話ししましたが、生活習慣を良い方向へと変えることで、血糖値スパイクリスクを下げれます。

生活のリズムを整え、健康的な生活をすることが何よりも大切です。

【食後の眠気】血糖値スパイクは体が出す危険信号!?

【食後の眠気】血糖値スパイクは体が出す危険信号!?
血糖値スパイクは糖尿病の原因になりますが、糖尿病のほかにも多くのリスクがあります。

心筋梗塞や脳梗塞、認知症、がん、集中力の低下などが挙げられます。

血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つき、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。

また、血糖値の急上昇によるインスリンの過剰分泌は、脳の老廃物の蓄積を促進し、アルツハイマー型認知症の原因にもなります。

このインスリンはがん細胞を活性化させる働きもあるため、がんの発症リスクも高くなります。

そして、食後の眠気や倦怠感が起こり、その結果集中力が低下し、イライラや判断力の低下を伴うことがあります。

どうしても食後に眠気に襲われたら眠気対策グッズを活用

どうしても食後に眠気に襲われたら眠気対策グッズを活用
食後にどうしても眠くなった場合は「眠気対策グッズ」を活用しましょう。

ここでは、職場や学校に持ち運びやすいグッズについて紹介します。

【食後の眠気】眠気対策グッズのクール系の目薬

刺激の強い、爽快感のあるタイプの目薬を使うことで眠気対策になります。

目のショボショボ感も解消できるので、普段から持ち歩いていると良いかもしれません。

【食後の眠気】眠気対策グッズの炭酸飲料

こちらも、刺激の強いタイプの炭酸飲料を飲むことで、気分がリフレッシュします。

ウィルキンソンの強炭酸や、コカ・コーラのカナダドライ強炭酸がオススメです。

【食後の眠気】眠気対策グッズのアロマの香り

レモンやユーカリ、ローズマリーなどの、眠気が覚める香りがオススメです。

精製水にアロマオイルを混ぜてスプレーボトルに入れたり、ハンカチにしみ込ませておいたり、無香のハンドクリームに混ぜたりすると、持ち運びやすく使いやすくなります。

食生活や日常生活を改善しても、どうしても眠気に襲われる…という場合に是非ご活用ください。

気分転換ができることで気持ちがリセットされて、眠気が吹き飛ぶと思います。

食後の眠気はちょっとした工夫で予防しよう!

食後の眠気はちょっとした工夫で予防しよう!
今回は、食後の眠気に襲われる原因や、食後に眠気に襲われ時の眠気対策グッズについてご紹介しました。

食事の摂り方や生活習慣を改善することで、食後の眠気は予防できます。
仕事の効率もグンと上がるのではないでしょうか?

食生活や生活習慣の改善は、眠気の予防だけでなく体にもいいことがたくさんあるので、これを機に健康的な生活習慣を身につけましょう。

【睡眠障害の特徴】睡眠障害のタイプや症状について知っておこう!

みんさんはしっかり睡眠が取れていますか?

睡眠障害は、日常生活にも様々な支障をきたします。

そこで今回は、睡眠障害の1つの不眠症の原因や、睡眠障害の対策についてご紹介します。

また、不眠症以外の睡眠障害についても紹介しますので、睡眠で悩んでいる方は、まずは自信と照らし合わせて症状のタイプや原因を確認しましょう。

【睡眠障害】睡眠障害の1つの不眠症の特徴を知ろう!

【睡眠障害】睡眠障害の1つの不眠症の特徴を知ろう!
不眠症とは睡眠障害のうちの1つで、「寝つきが悪い」「眠ってもすぐに起きてしまう」「朝早くに目が覚める」など、よく眠れない症状が続き、それが原因で起こる体調不良の状態のことです。

具体的には、「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」の4つです。

不眠症以外の睡眠障害では、過眠症、概日リズム睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時随伴症、むずむず脚症候群などがあります。

不眠症は、「本人が眠れずに困っている」「眠れる環境にあるのに眠れない」「眠れないことで倦怠感や注意力散漫になり、日常生活に支障がでている」の3つの基準をもとに判断されます。

不眠といっても種類や症状は様々なので、改善するためにはまず自分の不眠タイプを知ることが大切です。

不眠症や他の睡眠障害の症状と対策について解説します。

【睡眠障害】不眠症の4つのタイプを知っておこう!

【睡眠障害】不眠症の4つのタイプを知っておこう!

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】なかなか眠れない入眠障害

【症状】
布団に入ってから寝付くまで30分〜1時間以上かかる症状のことです。
【原因と対策】
ストレスや不安など精神的問題を抱えている場合に起こりやすく、他にも身体的な疾患や生活習慣が原因である場合が多いです。
  • ストレスを溜め込まない
  • 日光を浴びて睡眠リズムを整えるホルモンを増やす
  • 寝る前に明るい光を見ないようにする(寝る前のスマホは避ける)

【ストレスを溜めこまない】
対策としては、緊張やストレスなどが原因である場合はとにかくストレスを溜め込まないことです。

ストレスが眠れない原因になってしまうのは、ストレスをためる事によって自律神経が乱れてしまうからです。

自律神経とは、呼吸器、内臓器官の働き、血液の流れなどを調整するために必要な神経です。

おもに交感神経と副交感神経から成り立っていて、昼間の時は交感神経が優位の状態で、リラックスしている時は副交感神経が優位の状態になっています。

しかし、ストレスがかかっている状態では、交感神経が優位になり、目が冴えてしまいます。

そのため、就寝前に交感神経が優位にならないよう、リラックスできる環境で寝ることが大切です。

ストレス発散法を見つけたり、家族や友人、もしくはカウンセラーに相談するなど、とにかくメンタル面を良好にすることが改善の第一歩です。

同時に、ストレスを受けるのではなく回避する方法を見つけるのも大切です。

【日光を浴びる】
日中に日光を浴びていないことも入眠障害の原因となります。

日光を浴びるとメラトニンという睡眠リズムを整えるホルモンが増えて夜寝付きやすくなるので、日光を浴びる時間を意識的に増やすようにしましょう。

【寝る前に明るい光を見ない】
夜に明るい光を見ないようにすることも効果的です。

人は明るい光を見ると覚醒するようになっています。

夜間はパソコンやスマートフォンの画面の明るさを下げる、家の照明を暗めにするなど、目に刺激を与えないことを心がけてみてください。

他には、運動して体を疲れさせる、カフェインの摂取を控える、寝る前はお酒を飲まないなど生活習慣を見直してみるのも大切です。

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】何度も夜中に目が覚める中途覚醒

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】何度も夜中に目が覚める中途覚醒

【症状】
睡眠中に何度も目が覚めてしまい、一度起きるとなかなか眠れなくなる症状です。不眠症のうち最も多い症状で、高齢者に多くみられ、60歳以上の高齢者のうち20%以上が経験しています。
【原因と対策】
主な原因は加齢、ストレス、生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群などの病気、頻尿などです。加齢が原因である場合は深く心配する必要はありません。歳をとるにしたがって睡眠と覚醒の間隔が短くなるのはごく自然なことです。
日常生活に支障がないのであれば特に問題ないでしょう。
  • ストレスを溜め込まない
  • 起床時間と就寝時間を一定にする
  • 就寝1~2時間前に入浴する
  • 生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群、うつ病などの病気が原因の場合は病院に行く

【ストレスを溜め込まない】
やはり途中で目が覚める人もストレスが原因です。

【起床時間と就寝時間を一定にする】
起床時間と就寝時間がバラバラな人は、一定にして生活リズムを整えてみてください。

決まった時刻に起きて寝ることを体が覚えると、自然に眠くなり、途中で起きる回数も減っていきます。

【就寝1~2時間前に入浴する】
さらに、入浴も効果的な対策法です。

人間は、体内の温度(深部体温)が下がった時に眠くなります。

深部体温を下げるには、一度深部体温を上げる必要がありますが、これには入浴が効果的です。

ぬるめのお湯にゆっくり入ることで深部体温が上がり、1〜2時間ほどで下がっていきます。

就寝時間から逆算して、入浴するようにしてみると良いでしょう。

【病院に行き相談をする】
また、生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群、うつ病などの病気の方は、病気が原因で深い眠りにつきにくくなり、睡眠途中で起きてしまうことが多くなります。

この場合は病気の改善が一番効果的なので、専門医にかかって治療することをオススメします。

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】予定より早く目が覚める早朝覚醒

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】予定より早く目が覚める早朝覚醒

【症状】
予定していた起床時間よりもかなり早く目が覚めてしまう症状のことをいいです。
【原因と症状】
高齢になると起こりやすくなりますが、これも自然な老化現象なので日中の活動に影響がなければ心配はいりません。
他の原因としては生活習慣やストレスが考えられます。
  • ストレスを溜め込まない
  • タバコやアルコールを控える
  • 寝る前に明るい光を見ないようにする(寝る前のスマホは避ける)
  • 生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群、うつ病などの病気が原因の場合は病院に行く

他の入眠障害や中途覚醒の部分でもふれましたが、ストレスを減らす工夫やタバコ、アルコールを控える、寝る前に強い光を見ないようにするなど生活習慣の見直しがとても重要です。

一方で、うつ病が原因である場合もあります。早朝覚醒や中途覚醒はうつ病の典型的な症状です。

不眠症状だけでなく、気分が落ち込む、何にも興味がもてない、注意力が低下するなどの症状がある場合は、医療機関を受診するようにしてください。

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】寝ても寝てもすっきり感が無い熟眠障害

【睡眠障害(不眠症のタイプ)】寝ても寝てもすっきり感が無い熟眠障害

症状
睡眠時間は多いはずなのに熟睡したような気がしない症状のことです。

原因と対策
熟眠障害には、深い眠りであるノンレム睡眠と浅い眠りであるレム睡眠のリズムが関係しています。
熟眠障害では、睡眠時間が長いにもかかわらずノンレム睡眠の時間が短いため「熟睡した」という満足感を得ることができないのです。
  • ストレスを溜め込まない
  • 日光を浴びて睡眠リズムを整えるホルモンを増やす
  • 寝る前に明るい光を見ないようにする(寝る前のスマホは避ける)
  • 昼寝を控える

こちらもストレスや生活習慣が原因である場合が多いです。

日光を浴びる、夜は家の明かりを暗めにする、軽度の運動をする、昼寝をしないまたは短い時間にするなどの対策が効果的です。

【睡眠障害】強い眠気に襲われる過眠症について知ろう!

【睡眠障害】強い眠気に襲われる過眠症について知ろう!
過眠症は不眠症以外の睡眠障害です。

睡眠はとっているのに、日中、強い眠気に襲われ起きているのが困難になる症状です。

昼間に何度も強い眠気に襲われ、状況に関わらず眠り込んでしまう「ナルコレプシー」が代表的です。

他にも特発性過眠症、反復性過眠症などのタイプがあります。

原因は脳内の睡眠調節機能の異常や、睡眠中の運動障害(睡眠時無呼吸症候群など)による慢性的な睡眠不足が考えられます。

いずれも睡眠専門の医療機関にかかることが一番ですが、生活習慣の見直しも大切です。

ナルコレプシーの場合には、夜間睡眠をしっかりとり生活リズムを整えたり、短時間の昼寝をしたり、数時間に1回15分程度の昼寝したり、カフェインは適量摂取するの4つが効果的です。

睡眠時に大きないびきをかく方は睡眠時無呼吸症候群である可能性があります。

呼吸が止まると体が酸素不足になり、心不全や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まるので、医療機関での検査をオススメします。

【睡眠障害】昼夜逆転する睡眠障害について知ろう!

【睡眠障害】昼夜逆転する睡眠障害について知ろう!
概日リズム睡眠障害とは、昼夜の生活サイクルと体内時計のリズムが合わなくなることで、望ましい時間帯や自分が眠りたいと思った時に眠れなくなり、それによって生活に支障が出る睡眠障害のことです。

昼夜逆転の勤務体系や生活習慣の乱れによって起こります。

昼夜が逆転している生活を送っている方であれば、生活リズムを正して、適切な睡眠習慣をとることで改善が期待できます。

しかし、夜間勤務やシフト制などの仕事でどうしても夜に寝ることができない場合もあると思います。

そのような場合は、仕事後の運動や入浴などを上手に使って、眠りやすくなる工夫をしてみましょう。

光を浴びると覚醒してしまうので、帰宅時には遮光サングラスをかけて明るい光を見ないようにするのも、帰宅後入眠しやすくなる方法の1つです。

それでも症状がひどい場合は医療機関で適切な治療を受けるようにしてください。

【睡眠障害】睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群

【睡眠障害】睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に10秒以上も呼吸が止まってしまう病気で、心臓病や脳卒中、高血圧などの合併症を招きます。

主な症状は睡眠中のいびきですが、他にも寝ている間に息苦しさを感じたり、呼吸が乱れたり、起きた時に口が渇いたり、頭痛などの症状が現れます。

熟睡したような気がしないので、日中も強い眠気や倦怠感を感じやすくなります。

睡眠時無呼吸症候群の患者さんのほとんどが、喉や気道がふさがってしまうために呼吸ができなくなるタイプで、肥満や首回りの骨格の大きさが関係して起こります。

  • 肥満体系の男性
  • 首が短い
  • 下あごが小さい

などの特徴がある人に見られます。

この症状は、肥満体型の人や隠れ肥満の人が発症しやすい症状です。

脂肪によって気道(呼吸する時の通り道)が狭くなり、その狭い状態で首を横にしたら呼吸が止まりやすくなります。

また、寝る前のアルコールにも注意です。

アルコールは筋肉を弛緩させる腹書きがあります。

首や喉の周りの筋肉が緩くなると、空気の通り道である上気道が狭くなります。

呼吸が止まりやすい状態になってしまうので、就寝前の習慣的なお酒は控えましょう。

睡眠時はいびきなど自覚がないこともあり、発見が遅れる可能性があります。

家族やパートナーに聞いてみて、気になる症状があったら医療機関に相談するようにしましょう。

【睡眠障害】睡眠中に起こる異常行動の睡眠時随伴症

【睡眠障害】睡眠中に起こる異常行動の睡眠時随伴症

睡眠時随伴症とは、睡眠中に起こるさまざまな異常行動のことです。

ノンレム睡眠時に起こります。

  • 夜驚症(睡眠中に突然泣き叫ぶ)
  • 睡眠時遊行症(夢遊病。睡眠中に起きて歩き回る)
  • 夜尿症(いわゆるおねしょ)

レム睡眠時に起こる

  • レム睡眠行動障害(睡眠中に大声を出す、殴る、蹴るなどの暴行をする)

ノンレム睡眠中に起こる症状は10歳未満の子供に起こりやすく、脳の未発達が原因だと言われています。

そのため、特に対策は必要ありません。

通常であれば発達とともに収まりますが、成長しても治らなかったり、大きくなってから発症した場合は専門医に相談しましょう。

レム睡眠行動障害の場合は高齢者に多く、パーキンソン病やアルツハイマー病の人によくみられます。

暴れてケガをしてしまう場合もあるので、医療機関にかかるようにしてください。

【睡眠障害】脚が痒くて眠れない「むずむず脚症候群」

【睡眠障害】脚が痒くて眠れない「むずむず脚症候群」
眠ろうとする時に足にかゆみを感じてしまって、眠れない原因になってしまうのは「むずむず脚症候群」を発症しているからです。

この症候群は、別名で「レストレスレッグス症候群」とも呼ばれていて、>脚がムズムズしたりピリピリしたりします。

残念ながら、この病気を発症する原因は現代の医学では分かっていません。

しかし、中高年の女性が発症する割合が多く、鉄欠乏症貧血の方に出やすい傾向があるので、鉄分の補給や脚のマッサージなどを念のためにすることをオススメします。

【睡眠障害】寝つきが悪い原因は4つあります!

【睡眠障害】寝つきが悪い原因は4つあります!

【睡眠障害】睡眠は寝具の寝心地が大切です!

怪我をしていなくても眠っている時に体が痛く感じてしまうのは、マットレスまたは敷き布団が体に合わない可能性があります。

寝具には、大きく分けて「高反発タイプ」と「低反発タイプ」があります。

高反発タイプは、寝具が硬めになっていて、低反発タイプは寝具が柔らかめになっているのです。

寝具の硬さを表す単位で「N(ニュートン)」があります。
Nの数値が大きいほうが寝具は硬めになっています。

もしも、寝具の硬さが眠れない原因になっている可能性があれば、違う寝具に買い換えることをオススメします。

【睡眠障害】腰が冷えると腰痛で寝つきが悪くなる!

冬の季節で腰が痛くて眠れない時は、腰が冷えてしまいそこから生じる痛みが原因で眠れなくなります。

身体が冷えたら血管が収縮してしまい、体内で疲労物質がたまってしまうことにより痛みが生じます。

お風呂あがりのあと、1時間以内に眠れば湯冷めしにくいのでできれば<1時間以内に眠りましょう。 1時間以上たってしまうと、身体を冷やしてしまう場合があるので注意して下さい。

【睡眠障害】酔った状態は寝返りが打てずに寝付きが悪い!

【睡眠障害】酔った状態は寝返りが打てずに寝付きが悪い!
お酒を飲んだあとはアルコールの作用で眠りやすくなりますが、これが睡眠不足に陥る原因にもなるので注意が必要です。

なぜなら、お酒を飲んだら、眠るというよりも気絶に近い状態になるため、寝返りが打ちづらくなります。

寝返りを打たなければ同じ姿勢で眠り続けてしまうので、同じ身体の部分が下のほうになり圧迫され続けてしまいます。

そうすると、身体が痛くなり途中で起きてしまうので、お酒を飲んだ場合には酔いがさめるまで寝ないようにするんのも睡眠不足を防ぐ一つの方法です。

【睡眠障害】たばこのニコチンは覚醒作用がある!

【睡眠障害】たばこのニコチンは覚醒作用がある!

タバコに含まれるニコチンには覚醒作用があります。

実際に、ニコチンが体内に入ったら、アドレナリンが分泌され脳が覚醒します。

すると、血圧や心拍数まで上昇してしまうので覚醒作用は強いものになっていきます。

ニコチンは鎮静作用があり、少量の本数を吸う場合であれば気持ちを落ち着かせる事ができますが、吸いすぎたら眠れない原因になるので喫煙者の方は気を付けましょう。

睡眠障害のことを知ってから合った対策しましょう!

睡眠障害のことを知ってから合った対策をしましう!

そこで今回は、睡眠障害の1つの不眠症の原因や、睡眠障害の対策についてご紹介しました。

眠れないと、明日に支障をきたしてしまうのではと思ってさらに焦ってしまい眠れなくなりますよね。

眠れない場合には、まずは原因が何なのかを考えることが大切です。

そうすることで、その原因を取り除けば不眠が治るのか、それとも病院に行くべきなのかが見えてきます。

まずはこの記事で紹介している原因を自分に当てはめてみてはいかがでしょうか?

【倦怠感と原因】やる気が出ない倦怠感が長引く時は病気に注意しよう!

日常生活や仕事のなかで、誰でも一度や二度は「身体にだるさを感じたり」「何もやる気が起こらない」「すべてが嫌になってしまった」など倦怠感を覚えたことがあると思います。

そこで今回は、倦怠感を引き起こしている原因や、倦怠感の背後に隠れている重大な疾病についてご紹介します。

原因や予防法を知り、なるべく早くその倦怠感から解放されましょう。

【倦怠感の原因】倦怠感を引き起こす原因は色々あります!

【倦怠感の原因】倦怠感を引き起こす原因は色々あります!
身体のだるさや、倦怠感の原因はいろいろあります。

例えば「過労や睡眠不足・不規則な生活」「ストレスの蓄積」「栄養バランスの欠如」などが主な要因です。

しかし、なかには何らかの病気によって、身体にだるさや倦怠感がある場合も少なくありません。

【倦怠感の原因】過労や不規則な生活からくる寝不足

長時間労働でなかなか休憩時間がとれなかったりすると、当然、身体に疲れがたまります。

不規則な生活からくる睡眠不足も疲れやだるさを蓄積します。

そうすると、何をするにも億劫になって、やる気が起きなくなります。

ひどくなると何もかもが嫌になって、倦怠感にさいなまれてしまいます。

【倦怠感の原因】ストレスがたまりすぎる

感の原因】ストレスがたまりすぎる

どんな病気や症状にもストレスは影響するといわれています。

身体のだるさや倦怠感は、ストレスの蓄積によって引き起こされることがあります。

仕事面では社内の人間関係がうまくいかない、取引先との担当者と相性が悪いなど、日常生活だと近所とのトラブルなどで、ストレスを抱えることが少なくありません。

そうしたストレスが毎日積み重なっていくと、身体や精神の疲れの原因になり、身体のあちこちにだるさを感じたり、何をやるにもやる気が起きなくなるなど、倦怠感に悩むことになります。

倦怠感やだるさが重くなってくると、鬱病や不安症、心身症などを発症する可能性が高くなります。

【倦怠感の原因】好き嫌いが激しく栄養が偏っている

【倦怠感の原因】好き嫌いが激しく栄養が偏っている

人間の身体をかたちづくるのは、なんといっても食事が重要になってきます。

出された食事をなんでもおいしく召し上がる人は問題がないのですが、食事に好き嫌いがある人は、好き嫌いの度が過ぎると栄養不足を生じる可能性が高くなります。

身体にだるさや倦怠感を芽生えさせるのは、身体に必要な栄養が不足している証拠です。

そのため、身体に必要なタンパク質やビタミン類、鉄分などは十分に接種するようにしましょう。

ビタミン類や鉄分などが不足すると、身体のだるさや倦怠感もそうですが、他の疾患や疾病を引き起こすことがあります。

鉄分が不足すると貧血を引き起こしやすくなります。

貧血になると身体がふらふらしたり、歩くこともやっとという状態になります。

貧血がひどくなってくると、輸血をしなければならなくなります。

倦怠感の背後に隠れている重大な8つの病気を知ろう!

倦怠感の背後に隠れている重大な8つの病気を知ろう!

だるさや倦怠感が原因で、疾患や疾病を引き起こす可能性があります。

どんな疾病や疾患が考えられるかと言えば、風邪、インフルエンザ、急性肝炎です。

この3つの病気がだるさや、倦怠感によって引き起こされる代表的な疾病や疾患です。

この他にも、腎臓、心臓疾患、貧血、更年期障害、低血圧症、うつ病、心身症、慢性肝炎、肝硬変、糖尿病、結核、慢性腎盂腎炎、胃がん、大腸がんなどがあります。

だるさや倦怠感が原因と考えられる疾病や、疾患は多岐にわたっているのが特徴です。

また、だるさや倦怠感によって出現する身体の症状は、痛み、貧血、不安、不眠、気分の落ち込み、栄養状態の変化、筋力低下、感染症、脱水、電解質異常(ナトリウムやカルシウムなど電解質の体内でのバランスが悪くなること)が考えられます。

【倦怠感】倦怠感が原因で貧血になる!

貧血は、血液中のヘモグロビンが減少すると起こります。

一般的には、男性は13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下になると、貧血を発症するといわれています。

ひどい貧血になると、ちょっと動いただけでも息切れした状態になります。

立っていられなくなり、座るのもやっとの状態になることもあります。

身体から冷や汗がでたり、身体が浮いているように感じて、歩いていても自分の足で歩いているような感じがしなくなります。

目の下をめくると白くなっていたり、顔が青白くなるのは赤色のヘモグロビンが減少しているからです。

【倦怠感】倦怠感が原因で風邪になる!

風邪は万病の基と言って、決して軽んじていい病気ではありません。

風邪をひくと多くは発熱したり、咳が出たり、頭痛がしたり、鼻水、鼻づまりになったり、身体がだるくなったり、動きにくくなったり、ひどいときには何もやる気がおきなくなるほどの倦怠感に見舞われることがあります。

こうした症状がでるのは、体内に進入した風邪のウィルスを、免疫作用によって排除する動きが活発になるためです。

通常は免疫機能のおかげで1週間、長くても10日ぐらいで風邪は完治します。

【倦怠感】倦怠感が原因で更年期障害になる!

男性にもありますが、女性特有に現れるのが更年期障害です。

特に、閉経後に発症しやすくなります。

女性ホルモンのバランスが崩れるのが原因と考えられていさすが、更年期障害になると身体や精神面でいろいろな症状が発症するケースが少なくありません。

不眠症、肩こりの悪化、身体の火照り、気分の落ち込みなど、さまざまな症状を引き起こすことがあります。

【倦怠感】倦怠感が原因で睡眠時無呼吸症候群になる!

睡眠時無呼吸症候群は、眠りが浅いときに発症します。

睡眠中に呼吸が停止する状態が何度もおこるわけですが、本人は自分が睡眠時無呼吸症候群に陥っているのは、なかなか気がつかないものです。

本人より、周りがびっくりします。

睡眠時無呼吸症候群が続くと、眠りが浅いものですから、身体の疲れがなかなかとれなくなります。

そうすると身体にだるさを感じたり、それがもとで何もやる気が起きないという倦怠感にさいなまれたりします。

だるさや倦怠感がひどくなると、日常生活や仕事面にも悪影響を及ぼすことになります。

睡眠時無呼吸症候群をそのまま放置しておくと、深刻な疾病や疾患を招くこともあります。

高血圧をはじめ糖尿病や、心臓病、脳卒中などです。

睡眠時無呼吸症候群の人は、睡眠中にものすごく大きないびきをかくのが特徴なので注意しましょう。

【倦怠感】倦怠感が原因で慢性疲労症候群になる!

この病気はいつも身体に疲れを感じていたり、なかなか疲れがとれない状態が長く続くのが特徴です。

疲れがとれないと、どうしても仕事に影響をしたり、家事をするにも億劫になってきて、家のなかが乱雑になったり荒れます。

この病気の特徴は疲労がなかなかとれないことですが、疲労が続くと全身の筋肉にコリや痛みが生じたり、眠れなくなったり、果ては記憶が低下したり、ものを考える力が失われてきます。

精神的にも不安定になり、ひどくなると精神疾患などを引き起こすことがあります。

【倦怠感】倦怠感が原因でうつ病になる!

身体のだるさや疲れ、倦怠感が長く続くと、人によってはうつ病を発症することがあります。

うつ病になると気力が低下し、何もやる気が起きず、ぐっすりと眠れなくなり、食欲も減退します。

集中力が欠如し、仕事など何も手に付かなくなります。

身体が鉛のように重くなって立っていられなくなったり、料理、掃除などの家事も億劫になります。

理由もなく落ち込んで周囲を心配させます。

笑うこともなくなり、楽しいことも見いだせなくなり、ひどくなると世の中をはかなんで自ら命をたとうとすることもあります。

うつ病を自力で回復することはなかなか難しく、精神かを受診して薬物療法に頼るのが一般的ですが、うつ病は精神的にも身体的にも大きな影響を及ぼすことにつながります。

【倦怠感】倦怠感が原因でビタミンB1の欠乏にる症状がでる!

身体のだるさや倦怠感、動機や息切れ、身体のむくみなどを発症する要因の一つが、ビタミンB1の不足です。

ビタミン類は身体にとって必要な栄養素ですが、とくに、B1の不足はいろいろな症状を身体に引き起こす可能性があるので、常日頃から気を付けて、意識をしながらビタミンB1の接種が重要になってきます。

また、ビタミンB1の欠乏は脚気を引き起こすとも言われており、飲酒しすぎるとビタミンB1欠乏症になります。

【倦怠感】倦怠感が原因で糖尿病になる!

生活習慣病の代表といったら糖尿病ですが、糖尿病も身体のだるさや倦怠感を引き起こす要因となります。

糖尿病は膵臓でつくられるインシュリンの量が慢性的に不足して、作用しにくくなることで血液中の血糖値が異常に高くなり発症します。

糖尿病を発症すると完治することはありません。
一生仲良くつきあっていかなければなりません。

糖尿病は身体のだるさや倦怠感の引き起こす他に、のどの渇きをしょっちゅう覚えるようになります。

そのため、多くの水分を接種するため、必然的に尿の量も多くなります。

【倦怠感】倦怠感が原因で統合失調症になる!

統合失調症になると、幻覚や妄想をみることがあり、それが重なってくると緊張感が強くなったり、不安感が強くなったり、それがもとで疲労が蓄積することがあります。

統合失調症の症状が深く、長くなると、家の外に一歩でただけで不安に陥ったり、目にするものの刺激が強すぎて、その刺激に耐えられず非常に疲れることもあります。

適応障害や不安障害なども同じような症状を示します。

心身共に疲れ切ってしまうのが特徴だといえます。

常に倦怠感を感じているなら病気を疑おう!

常に倦怠感を感じているなら病気を疑おう!
身体が疲れる時というのは、休みもなく長時間労働したり、ひっきりなしに運動を続けた結果から起こることが多いのは誰もが認めるところでしょう。

例えば、運動をすれば筋肉が疲労します。

腕、足、肩や背中の筋肉など、全身の筋肉に疲れがたまり、筋肉にコリや張りができて、筋肉が固まってしまいます。

そうした筋肉の疲れを取り除く有効な方法がストレッチです。

一方、長時間の運動や労働は肉体だけではなく、脳も疲れます。

脳の機能でわかっているのは1割ぐらいだといわれますが、脳も疲れることは確かです。

さらに、不規則な生活や睡眠不足、運動不足などでも疲労が蓄積して、倦怠感の要因になります。

しかし、これらの疲れはストレッチをしたり、規則的な食生活に切り替えたり、十分な睡眠をとったり、湯船にゆったり使ってリラックスすることで疲れはとれます。

疲れがとれず、常に倦怠感を感じている状態がつづくのであれば、何らかの精神疾患や、身体内の病気を疑いましょう。

疲労がなかなかとれず、常にだるさや倦怠感に陥っている人は、貧血、糖尿病、高血圧、ガンなどの悪性腫瘍などの疑いがあります。

内科を受診して、血液検査や胃カメラの検査など、身体に疾病や疾患を抱えていないかどうかを診断してもらいましょう。

何らかの病気が発見されることがあれば、それは早期発見にもつながり、疾病や疾患の回復、緩和にもつながります。

倦怠感がなかなか抜けきれないものと密接に関係する精神性疾患には、うつ病があることは上記で説明をしました。

しかし、うつ病以外の精神疾患も関係しているのも事実です。

統合失調症や、適応障害、不安障害、身体表現性障害などがこれにあたります。

【倦怠感の対処方法】倦怠感を取り除く方法はない!?

【倦怠感の対処方法】倦怠感を取り除く方法はない!?
倦怠感を取り除くには、どうしたらいいでしょうか?

一過性の疲れであれば、十分休憩を取れば疲れは取れます。

しかし、なかなか倦怠感が取れずに、悩んでいる人はどうしたらいいでしょうか?

一番いいのは内科を受診して、しっかり診断をしてもらうことです。

疲れがなかなか取れなくて、倦怠感が続いているなと感じたら、早めに医療機関を受診することをオススメします。

倦怠感の原因は、精神的、身体的な疾病や疾患が潜んでいるケースは少なくありません。

うつ病を患っている人は、うつ病の治療をすれば倦怠感は軽減します。

しかし、医療機関を受診する暇がない、受診したくないという人は、日常生活で倦怠感を軽減する努力するしかありません。

適度な運動をしたり、栄養バランスのいい食事をしたり、睡眠時間を最低6時間以上とったり、栄養補給のためサプリメントを飲んだり、日常生活でやれることはいろいろあります。

倦怠感を完全に払拭する有効な対処方法は、まだ確立していません。

医学はそこまで進歩していません。
しかし、倦怠感を緩和できます。

倦怠感によって引き起こされる貧血、筋肉の痛み、睡眠不足、食欲不振などは、個別に治療が可能です。

症状を改善することで、倦怠感を緩和できます。

病状によっては、ステロイド薬を処方することも考えられますが、副作用の問題があるので、医師と十分に相談した上で服用しましょう。

【倦怠感の予防方法】倦怠感の予防は症状の把握です!

【倦怠感の予防方法】倦怠感の予防は症状の把握です!
倦怠感を予防するためには、自覚をもって日常生活のライフサイクルを負担のないものに変える必要があります。

倦怠感も元はといえば、不規則な生活を続けていることが根本的な原因です。

生活を改めることによって、倦怠感を感じないように予防できます。

最初に把握しなければいけないことは、自分の症状です。

倦怠感は常に感じるのか?どんな時に倦怠感を感じているか?など、自分の症状を把握することから始めましょう。

医療機関を受診した時に、自分の症状をうまく説明できないと、医者も判断に困り適切な治療を施される可能性が低くなるかもしれません。

次に、十分な休息時間、休憩時間をとることです。

やはり、疲れからくる倦怠感を軽減するには、身体をリラックスして、精神的にもゆとりや余裕を持つことが大事です。

気分転換もいいかもしれません。

仕事や日常生活の範囲からはずれて、普段なかなかできないことをやってみたり、精神的仁もリラックスする場所に行ったり、ひとときでもいいので日常を忘れることです。

体調にもよりますが、適度な運動をするのもいいでしょう。

運動のやりすぎはかえって筋肉を疲れさせることになるので注意ですが、軽い運動であれば気分転換にもつながります。

そして、何よりも実践したいのは、規則的に正しい生活スタイルを取り入れることです。

暴飲暴食はしない、夜更かしはしない、早寝早起きを心がけたり、適度な運動(散歩)を心がけたり、バランスの取れた食事をするなど、身体や精神にとっていいことをしましょう。

倦怠感が続く場合は病院に受診しよう!

倦怠感が続く場合は病院に受診しよう!
今回は、倦怠感を引き起こしている原因や、倦怠感の背後に隠れている重大な疾病についてご紹介しました。

倦怠感が続いていると思ったら、迷うことなく医療機関を受診しましょう。

自分の症状を説明して、適切な処置をしてもらうことをオススメします。

医療機関を受診しなくても大丈夫だと思ったのであれば、生活面を見直して、身体や精神医負担をかけない生活スタイルを実践しましょう。

【疲れを取る方法】疲労度チェック!疲れを取る方法と取れない原因

最近忙しくて「休んでも疲れが取れない…」疲れを取るために色々と試しているけど「中々疲れは取れない…」と感じることはありませんか?

疲れには大きく分けて、脳の疲れ(中枢性疲労)と筋肉の疲れ(末梢性疲労)があります。

それぞれ、疲れの取り方が違うので、まずは疲れのタイプを知り、それに合った改善法を試しましょう。

【疲れを取る方法】あなたの疲労レベルを14項目でチェック

【疲れを取る方法】あなたの疲労レベルを14項目でチェック

まずは、この数週間の状態において当てはまるものを選び、合計点を確認しましょう。

①疲労(疲れた感じ)に悩まされることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

②もっと休みたいと思うことがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

③眠くなったりボーっとすることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

④何かをやり始めるのに支障が出ることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑤物事のやり始めは問題ないが、続けていくうちに気力がなくなることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑥活力がないと思うことがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑦筋力低下を感じることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑧自分の体が弱々しいと感じることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑨集中できないことがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑩考えが上手くまとまらないことがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑪会話の中で舌が回らなくなることがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑫会話の中で適当な言葉が見つからないことがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
多い・・・・・・2点
非常に多い・・・3点

⑬記憶力について

良い・・・・・・0点
ふつう・・・・・1点
悪い・・・・・・2点
非常に悪い・・・3点

⑭今までやって来たことに興味を失うことがある

ない・・・・・・0点
あまりない・・・1点
ある・・・・・・2点
時々ある・・・・3点

以上の合計点数で疲労度を確認しましょう。

0~12点:疲労レベル1

【一般成人の約18%が疲労レベル1の状態】
疲れはあまり見られず、この状態を維持しましょう。

13~18点:疲労レベル2

【一般成人の約34%が疲労レベル2の状態】
多少の疲れが見られます。

これ以上疲れを溜めないように注意しましょう。

19~24点:疲労レベル3

【一般成人の約28%が疲労レベル3の状態】
疲れているようです。

疲れを軽減する対策を始めましょう。

25~30点:疲労レベル4

【一般成人の約15%が疲労レベル4の状態】
疲れが取れておらず、かなり疲労が溜まっています。

早急に疲れを取る対策を取りましょう。

31点以上:疲労レベル5

【一般成人の約5%が疲労レベル5の状態】
疲れきっている状態です。

十分な休養を取り、医療機関の受診も検討しましょう。

【疲れを取る方法】2つの疲労タイプの特徴

疲労タイプは大きく2つに分かれ、「中枢性疲労」と「末梢性疲労」があります。

中枢性疲労とは脳が疲れを感じている状態(脳疲労タイプ)で、休んでも疲れが取れないことがあります。

それに対して末梢性疲労は、脳以外の体や筋肉などに疲労感覚を感じる状態(筋肉疲労タイプ)です。

末梢性疲労は大抵の場合、休んだり、睡眠を取ることで疲れが取れます。

疲れを取るにあたってまずは、あなたの疲労がどちらに当てはまるのかを確認し、その疲労タイプに合った適切な回復方法を心がけましょう。

【疲れを取る方法】中枢性疲労(脳疲労タイプ)

頭の使いすぎや精神的な緊張状態が続くと起こりやすい脳の疲労

  • 睡眠時間が短い
  • 食事が不規則である
  • ストレスを感じることがある
  • イライラすることが多い
  • 夜中に目が覚める
  • 倦怠感がある
  • パソコン、スマートフォンを長時間使う

【疲れを取る方法】末梢性疲労タイプ(筋肉疲労タイプ)

体の疲労。運動や立ち仕事をしたときに感じる筋肉の疲れ

  • スポーツをすることが多い
  • 立ち仕事が多い
  • 肉体労働がある

自身の疲労タイプが分かれば、そのタイプにあった疲れを取る対策をしましょう。

【疲れを取る方法】疲労タイプに合わせた疲れのとり方

【疲れを取る方法】中枢性疲労の回復方法

中枢性疲労は休養や睡眠では疲れが取れないタイプの疲労です。

対策

①運動をする
運動は脳の血流を良くし、ストレスを軽減させる効果があります。
②栄養を取る
栄養による回復は脳にエネルギーを補給する目的があります。
③脳をコントロールする
脳は目や耳から入ってきた情報を常に処理しています。スマートフォンを長時間使っていたりするのも脳の働きを刺激しますので注意が必要です。
脳が疲れている時は、脳に入ってくる情報量をあえて減らす時間を作りましょう。

休養や睡眠で疲れが取れやすい【末梢性疲労】の回復方法

対策

末梢性疲労の場合は、十分な休養や、睡眠で疲れを取ることが可能です。

【疲れを取る方法】疲れが取れない時に試したい回復方法

疲れが取れないと感じている方にぜひ試して欲しい疲労回復方法をご紹介します。

【疲れを取る方法】疲れが取れない時の「食べ物」

疲れが中々取れない体は栄養を欲しています。

疲労回復に効果があるものを食べて体に栄養を届けましょう。
【豚肉、レバー】
【疲れを取る方法】疲れが取れない時の「食べ物」
ビタミンB群が豊富に含まれており、玉ねぎやにんにくと一緒に摂取することで、吸収が高まります。

【緑黄色野菜や柑橘系のくだもの】
【疲れを取る方法】疲れが取れない時の「食べ物」
ビタミンCが豊富に含まれており、疲労の原因である活性酸素を取り除いてくれます。

また、クエン酸にも疲れを和らげる効果があることからおすすめです。
【ナッツ類】
【疲れを取る方法】疲れが取れない時の「食べ物」
疲れていて食欲が無いときでも手軽につまめるナッツ類にはビタミンEが豊富に含まれています。
こちらも疲れの原因となる活性酸素を取り除く効果があります。

【疲れを取る方法】頭皮のツボを刺激する「ヘッドスパ」

【疲れを取る方法】頭皮のツボを刺激する「ヘッドスパ」

足つぼのようなイメージで、頭にもたくさんのツボがあります。

頭皮のツボを刺激することによって全身の血行も良くなり、なかなか疲れが取れないと感じている時には、効果的な回復方法です。

【疲れを取る方法】でリラックスと血行を促進「入浴」

【疲れを取る方法】でリラックスと血行を促進「入浴」

疲れていたり忙しい時は、シャワーだけで済ませがちですが、そうすると疲れが中々取れません。

疲れている時こそ、ゆっくりと湯船に浸かりましょう。

血行が良くなり肩凝りなどの改善や、老廃物の排出に繋がります。また、リラックス効果でストレス解消にも役立ちます。

湯舟は熱い温度よりも、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで夜寝るときに、質の高い睡眠が取れます。

【疲れを取る方法】脳を休める「睡眠」

【疲れを取る方法】脳を休める「睡眠」

疲労回復において、十分な睡眠はとても大切です。

睡眠中は脳が休まるので疲れを取る絶好のタイミングです。

しかし、睡眠の質は大切で、浅い睡眠を繰り返していては、体も脳も休まりません。

入浴やリラックス効果で質の良い睡眠を取ることを心がけましょう。

【疲れを取る方法】疲れにくい体を作るおすすめサプリ

【疲れを取る方法】湧永製薬キヨーレオピン(医薬品)

【疲れを取る方法】湧永製薬キヨーレオピン(医薬品)

キヨーレオピンの主成分は熟成ニンニク抽出液(AGE)です。

昔からニンニクは「スタミナアップ効果」として有名ですが、万能野菜といえるニンニクも実は「生」で食べると刺激が強すぎて胃を荒らしたり、悪臭がしたりします。

キヨーレオピンは湧永製薬が北海道の自社農園でひとつずつ手作業で植え付けた完全無農薬のニンニクを使用し、収穫してから2年間熟成させています。

2年間熟成させることでニンニクとは全く違った有効性の高い物質(AGE)に変化します。

例)「大豆」が「しょうゆ」に変化するように
「ぶどう」が「ワイン」に変化するように

ニンニクも熟成ニンニク抽出液(AGE)に変化することで疲労の回復効果はもちろん、

・血行促進
・胃腸の働き改善
・免疫力調節
・老化予防
・動脈硬化予防
・新陳代謝促進
・抗ストレス効果
・抗疲労効果
・コレステロール低下作用

などの効果があります。

【疲れを取る方法】クロレラ工業バイオリンク(健康商品)

一緒に飲むとさらに効果的な栄養サプリ:クロレラ工業バイオリンク(健康商品)

「健康は食事から」といいますが、どれだけ心掛けていても栄養が偏りがちだったり、食品添加物を摂ってしまいます。

そこでおすすめなのがバイオリンクです。

福岡県産のチクゴ株天然クロレラをギュッと凝縮した栄養満点の小さな粒になっています。このバイオリンクは上質な食事だと思って下さい。

このバイオリンクを毎日食べて頂くと

・69種類の栄養が摂れる
・中性脂肪・コレステロールを下げる
・胃腸の粘膜修復&余分な酸を吸収
・有害物質の解毒
・免疫力を高め、風邪を引きにくくする
・アトピー・アレルギーの体質改善
・老化防止・若返り効果
・疲れ・ストレスの緩和
・血管のお掃除

以上のようなことが期待出来ます。

木で例えると…
根っこを元気にしてくれるのが「キヨーレオピン」
幹・枝・葉を元気にしてくれるのが「バイオリンク」

ぜひ、「キヨーレオピン」と「バイオリンク」を一緒に飲んで疲れ知らずの毎日を過ごして下さい。

【疲れを取る方法】疲労感が長く続く原因は慢性疲労?

「疲れを取る方法】疲労感が長く続く原因は慢性疲労?

倦怠感や、疲労感が長く続き疲労が取れない場合は、慢性疲労の可能性があります。

適切な休息を取っていても疲れが取れない場合は、治療を必要とする、慢性疲労症候群という病気の可能性があります。

慢性疲労症候群とは、強い疲労感が6ヶ月以上継続する原因不明の病気です。

倦怠感や睡眠障害、身体が思うように動かないなどといった症状があり、血液検査をしても原因がわからず、精神疾患もない場合には、この病気が疑われます。

漢方薬などで治療を進めるものですが、放置していると、10年以上も慢性疲労の症状が続いてしまう危険があります。

疲れを取る方法をお試しても長期疲れが取れない!

疲れが取れない時、まずはその疲労がどのタイプかを知り、それにあった回復方法を試してみて下さい。

それでも疲れが取れない場合や、長期間続く場合は、医療機関の受診を検討しましょう。

【イライラの原因】イライラの解消方法は生活習慣の見直しです!

「最近、すぐにイライラするね?」「なんでそんなにイライラしているの?」と言われたことありませんか?

理由もなくイライラしたり、怒ったり、ドキドキしたりしませんか?

昔はそんなことはなかったのに、どうしてイライラするようになったのだろうと悩んでいませんか?

そこで今回は、イライラする原因や、イライラした時の解消方法についてご紹介します。

【イライラの原因】自分を見つめなおして原因を探そう!

【イライラの原因】自分を見つめなおして原因を探そう!
イライラしやすくなる原因について紹介します。

自分のストレスの根源は何か?当てはまるものがないか?を見てみましょう。

【イライラする原因】栄養バランスの偏り(マグネシウム不足、ビタミン不足)

栄養バランスの偏りが、イライラを引き起こすこともあります。

例えば、マグネシウムという栄養素です。
マグネシウムには、心を落ち着かせ、ストレスを和らげる働きがあります。

他にも体温調節やホルモン分泌、筋肉の収縮など身体のいろいろな働きに関与しています。

そのためマグネシウム不足に陥ると、精神的なイライラだけでなく、体にも悪影響をもたらします。

また、ビタミンCにはストレスを緩和する働き、ビタミンBには気分を落ち着かせる働きがあります。

ビタミンは身体の中に溜めにくく、ストレスを感じるとたくさん消費されるため、イライラしているとすぐにビタミン不足に陥ります。

このようにビタミン不足もイライラを引き起こす原因となります。

イライラには体の栄養バランスも関係しています。

【イライラする原因】ストレスが溜まりやすい生活(心配性、負けず嫌い、せっかち)

イライラしやすい人の中には、他人からどう見られているのか、他人の目を気にし過ぎているタイプがいます。

こうした性格タイプの人の多くは、心配性な性格で、悪いように思われていると捉えてしまいやすいです。

そのために自信をなくし、マイナス思考に陥りやすいです。

日常的に我慢に我慢を重ねて、そのストレスからイライラしやすくなります。

また、競争心が強い人、せっかちな人も、イライラがつのりやすいです。

反対に、自己主張しないで従順な性格の人は、自分の主張を抑え過ぎてイライラしてしまいます。

このように、イライラの原因が性格の場合もあります。

【イライラする原因】自律神経の乱れ

自律神経とは、ヒトが生きていくために、心臓や胃腸などの臓器、血管などをコントロールしている神経です。

心臓を動かそうと意識しなくても、心臓が動いているように、自律神経は無意識のうちに身体の状態をコントロールしてくれています。

自律神経は、活発に活動する交感神経と、身体を休める副交感神経に分かれており、どちらかが活発に働いているときは、片方が働かないといったように2つの神経は交互に働いています。

この自律神経は、ストレス、体調不良、不規則な生活習慣などの影響を受けやすく、受けると容易に不調をきたすことがわかっています。

自律神経が不調になると、イライラしやすかったり、お腹を下しやすくなったりと、身体だけでなく精神的な面にも悪影響が出ます。

【イライラの解消方法】自分でストレスを解消する方法

【イライラの解消方法】自分でストレスを解消する方法

【イライラの解消方法】食べ物を見直す!

ストレスを和らげ、イライラしにくくする効果がある食べ物についてご紹介します。

卵はビタミンCと、食物繊維以外のほとんどの栄養素が含まれている優れた食材です。

お料理のメニューもいろいろあります。

  • 野菜

野菜は、季節の野菜がオススメです。

春は玉ねぎ、夏はきゅうりやトマト、秋はキノコ類、冬は白菜やほうれん草などがあります。

特に春の玉ねぎは、新玉が美味しいです。

そのままでポン酢で食べるとおいしい上に、血液もサラサラになります。

  • お肉

お肉はタンパク質も多く、ビタミンBも豊富に含まれている豚肉がおすすめです。

日々の食事に、卵、野菜、お肉を意識的に組み合わせて食べてみるのもいいでしょう。

【イライラの解消方法】日記を書いて心の整理する!

日記を書いてみると、後から自分に起きたこと、その時の気持ちなどを客観的に評価できるようになります。

日記を書く時に、その時の気分やイライラ度合いを10段階で数字に表していると、より比較しやすくなります。

どうしてイライラしていたのか、怒っていたのかを知ることにより、イライラしやすくなる傾向、環境、条件などが少しずつ把握できるようになります。

そうすると、イライラの発散法だけでなく、予防方法もわかってきます。

【イライラの解消方法】自分の性格を見直す

自分はイライラしやすい性格だと思っている人がいます。

そんな人は、自分を見直すことで性格を変えてみませんか?

性格は遺伝や小さいときに育った環境で決まったところは変えにくいですが、考え方や行動に関わる性格は変えられます。

まずは、自分の考え方のクセやその時の感情を冷静に見つめ直してください。

イライラしやすい人には、他人の目を気にし過ぎている傾向が見られます。

そこで、他人の目を気にして自分を傷つけるようなマイナス思考が出てきたら、視点を切り替えて、なるべくポジティブな思考にしてください。

これを繰り返すことで、マイナス思考を減らし、全体的にポジティブな方向に持っていきましょう。

そうすると、イライラしにくい性格に自然に変わっていきます。

マイペースでいいので、あくまでも無理のないようにしてください。

【イライラの解消方法】アロマの香りで心も体もリラックスする!

アロマの心地よい香りもイライラ解消にオススメです。

イライラを解消して、リラックスした気持ちに変えてくれます。

オススメの香りは、イライラ解消効果だけでなく、リラックス効果も高い「ラベンダー」「ローズ」「カモミールジャーマン」などです。

【イライラの影響】イライラが体に及ぼす影響は?ストレスは体の毒

【イライラの影響】イライラが体に及ぼす影響は?ストレスは体の毒

イライラは体にとって悪い影響を及ぼします。

【イライラの影響】血圧が高くなる!

イライラがたまると、血圧が高くなります。

血圧の上昇は、血液を固めて、血管を詰まりやすくしてしまいます。

そのため、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞といった心臓や脳の血管が詰まることで起こる病気を引き起こしやすくなります。

2002年のアメリカでの研究結果によりますと、心筋梗塞で亡くなるリスクが男性で約1.6倍、女性で約2.7倍、脳卒中は約2倍に増加していたそうです。

イライラは、生命をも脅かす可能性があります。

【イライラの影響】うつ病になる可能性が高い!

人生いろいろなことがありますから、気分が落ち込んだり、塞ぎ込んだりすることもあります。

うつ病はこれによく似ていますが、うつ病は単なる気分の落ち込みではなく、脳に何らかの異常が発生して、起こる病気と考えられています。

うつ病の原因は、いろいろ指摘されていますが、その一つにストレスがあります。

脳の中では、さまざまな情報が送られ、そして処理されています。

この時、脳の中では神経伝達物質というものが行き交い、情報をやりとりしています。

ストレスがたまっている人は、神経伝達物質の伝わりが悪くなり、うつになりやすくなると考えられています。

イライラしやすい人は、日常的にストレスがたまっている傾向がありますので、うつ病になるリスクもまた高いと言えます。

【イライラの影響】胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる!

神経性胃炎という病気を聞いたことありませんか?

神経性胃炎は、ストレス性胃炎ともよばれ、ストレスを長期にわたって受け続けることで発症する病気です。

日本人の25%ほどが経験しているとも言われていますので、かなり高頻度と言えます。

この病気は胃のなかで食べ物を消化するために出されている胃酸と、胃酸から胃を守るために出されている粘液のバランスが崩れることで起こります。

ストレスを感じ続けて、日常的にイライラしているような方の場合、胃酸がたくさん作られることで、胃酸と胃粘液のバランスが崩れるのが原因です。

軽度なうちは、胃の痛みや胸やけなどが主な症状ですが、進行すると胃潰瘍になってしまいます。

【イライラの影響】喘息になるかもしれない!

風邪やインフルエンザ、大気汚染やアレルギーと同様に、ストレスで喘息が悪化することがあります。

ストレスが喘息を悪化させる原因は明らかではありませんが、ストレスを感じることで、身体の細胞から喘息を悪化させる物質が出されるからではないかと考えられています。

日常的にストレスを感じて、イライラしがちな場合も、喘息を引き起こしてしまう恐れがあります。

【イライラする生活習慣】イライラしやすい人の生活習慣の特徴

【イライラする生活習慣】イライラしやすい人の生活習慣の特徴

【イライラする生活習慣】夜更かしして睡眠不足になる!

毎日、十分な時間睡眠が取れていますか?

夜更かしにより睡眠不足がちになると、疲れが取れないだけでなく、ストレスも解消されず溜まったままになります。

ストレスからイライラしやすくなるので、睡眠不足はよくないです。

こころ当たりのある方は、いつもより早めに眠りについてみてください。
きっと身体も楽になりますよ。

【イライラする生活習慣】不規則な食生活をしている!

暴飲暴食やアルコールのとり過ぎは、問題であることはわかりやすいでしょう。

規則正しく1日3回食べる習慣がないというのもよくないです。

また、外食が多い人は、野菜や果物が不足して、肉類が多くなる傾向もあります。

外食に偏りがちな食生活もよくありませんが、いきなり自炊も大変です。

例えば、朝食はサラダや果物を多めにする、外食する時も脂っこい料理は避けて、野菜や新鮮な魚をメインにした料理にするなど、少し工夫をしてみてください。

そして、1日3食規則正しく食べるような食生活に切り替えていきましょう。

【イライラする生活習慣】運動不足】

日常の適度な運動は、体力を高めるだけでなく、精神的にもリラックスさせる効果があります。

普段からあまり運動しない方は、精神的なリラックスが得られにくくなり、イライラしやすくなります。

普段運動しない人がいきなり運動すると、しんどいのでなかなか続けられなくなります。

そこで、運動負荷の少ないウォーキングやサイクリングなどから始めるのがオススメです。

そんな時間はとれないという場合は、駅までバスで通っていたのを自転車に切り替える、バスを一つ手前の停留所で降りて歩くようにする、エレベーターではなく階段を使うようにするのもいいでしょう。

女性がイライラしやすい!原因や緩和方法を知ろう!

女性がイライラしやすい!原因や緩和方法を知ろう!

【女性がイライラしやすい原因】PMS(月経前症候群)

もし、イライラする時期が、生理と一致しているなら、それはPMSという病気かもしれません。

「PMS」とは、月経前症候群と訳される女性独特の症状です。

女性の生理は、およそ28日のサイクルで回っており、生理が始まってから次の生理が始まるまでが、一つのサイクルとなっています。

生理が始まる数〜10日前ごろから現れる不快症状によって起こりますが、生理が始まると同時に解消していくのが特徴です。

生理のある女性の大多数は、この不快症状を感じているとされていますが、全ての女性がPMSになるわけではありません。

特に不快症状が強い女性をPMSとしています。

主な精神的な症状としては、イライラ感、不安感、緊張感、不眠、やる気がなくなるなどが挙げられます。

症状が強い場合は、日常生活に悪影響を及ぼし、人に当たったり、攻撃的になったりすることもあります。

【女性がイライラしやすい原因】PMSの原因

PMSにはホルモンのバランスが大きく影響しています。女性は、生理の期間中、14日目ごろに排卵を迎えます。
この時、妊娠しやすくするために、プロゲステロンというホルモンがたくさん作られます。

PMSは、この時期によく起こることから、プロゲステロンが影響しているのではないかとも考えられていますが、詳細なメカニズムの解明にまでは、まだ至っていないようです。

【女性がイライラしやすい原因】PMSの解消方法

PMSの症状が現れた場合は、まずは生活習慣の見直しから始めましょう。例えば、運動する習慣がない方の場合は、ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動に取り組んでみましょう。

ストレスがたまっているという方は、何かしらの趣味に打ち込んでみたり、森林浴でマイナスイオンを浴びてみたりと、気分転換でストレスの発散を試みてください。体調を圧して仕事をすることでPMSがひどくなることもあるので、体調がしんどい時は、無理をしないことも大切です。

アルコールやタバコの習慣がある方の場合は、アルコールを減らしたり、禁煙グッズや禁煙外来を利用>して禁煙をしましょう。生活習慣の見直しでは、あまり効果が見られない場合は、医療機関を受診することをオススメします。医療機関では、ピルを使ったり、イライラ感を解消するのを目的に漢方薬などを使ったりと、薬を使った治療が行われます。

【イライラから考えられる病気】4つの病気と対応方法を知ろう!

【イライラから考えられる病気】4つの病気と対応方法を知ろう!

イライラを引き起こしやすい病気もあります。

【イライラから考えられる病気】アルコール依存症

アルコール依存症は、長期にわたり大量のアルコールを摂取し続けているうちに、アルコールなしでは過ごせなくなる病気です。

アルコールが切れるとイライラしたり、不安に苛まれたり、手が震えるなどの症状が現れます。

アルコールだけではく、覚醒剤などの薬物依存症でも、薬物の効果が切れてきたタイミングでイライラ感や不安感が強まる傾向があります。

【イライラから考えられる病気】統合失調症

統合失調症は、ストレスや体質、生活や職場環境などから受ける重圧により、脳がバランスよく機能できなくなる病気です。

症状はいろいろですが、イライラしやすくなったり、何かに挑戦しようという意欲が無くなったり、幻覚を見るようになったりと人それぞれ異なります。

100人に1人の割合で起こると言われていますから、珍しい病気ではありません。

【イライラから考えられる病気】躁うつ病

躁うつ病は、気分が昂るそう病と気分が滅入って、やる気がなくなるうつ病を繰り返す病気です。

人によって異なりますが、躁うつ病では半月〜数ヶ月、うつ病は数ヶ月〜1年ほど続きます。

躁うつ病でのイライラは、そう病の時に起こります。

気分が高まるだけでなく、ちょっとしたことで怒りやすくなり、イライラとしてしまいます。

【イライラから考えられる病気】解離性障害

解離性障害とは、同じ人に複数の人格が現れる病気です。

Aという人格であったときの記憶は、他の時には全く思い出されません。

「24人のビリーミリガン」「ジキルとハイド」などの本でも紹介されています。

解離性障害では、いろいろな人格が登場しますが、攻撃的な人格に入れ替わったり、イライラ感が強く生じることがあります。

イライラの原因を知ることが解決の近道です!

そこで今回は、イライラする原因や、イライラした時の解消方法についてご紹介しました。

もし、イライラしやすくなったなと思ったら、まずは、食事を見直し、日記をつけて心を整理する、性格を変える、アロマを使うなどできる範囲で取り組んでみましょう。

イライラを解消し、健康生活を送れるようにしてください。

 

  • イライラする時は、「栄養バランス」「性格の見直し」「自律神経」を見つめ直す
  • 「睡眠不足」「食生活の乱れ」「運動不足」もイライラの原因になる
  • アルコール依存症や躁うつ病などの病気によってもイライラしやすくなる
  • 女性の場合は、月経前症候群(PMS)の可能性もある
  • イライラが溜まると高血圧、うつ病、胃腸炎のリスクが高まる

インフルエンザは潜伏期間も他人にうつる!インフルエンザの潜伏期間の過ごし方

インフルエンザの病原体に感染してから症状が現れるまでの期間は約3日と言わています。

この潜伏期間にもインフルエンザの場合は感染力がすでにあるので、疑わしい症状が出た時には他人にうつさない対処が必要です。

この記事では、インフルエンザの潜伏期間に見られる症状や、潜伏期間の過ごし方や、またインフルエンザの感染を防ぐ方法について紹介します。

子供やご老人などと一緒に住んでいる人は特に参考にしてみてください。

【インフルエンザの潜伏期間】年齢や性別で個人差はある?

【インフルエンザの潜伏期間】年齢や性別で個人差はある?

潜伏期間とは、病原体に感染してから症状が現れるまでの期間のことです。

インフルエンザの潜伏期間は年齢や性別によって違いがあるのでしょうか?

答えは「NO」です。
潜伏期間の差はほとんどありません。

インフルエンザウイルスに感染すると、多くの人が1~3日ほどの潜伏期間の後に症状が現れ始めます。

ただし、免疫力が高い人や予防接種を受けている人は、感染しても症状がほとんど出ないこともあるので、感染したことに気づかない人もいます。

【インフルエンザの潜伏期間】症状は風邪に似てる!

【インフルエンザの潜伏期間】症状は風邪に似てる!

インフルエンザが発症する前兆になると次のような症状が現れます。
基本的に風邪と似たような症状が現れます。

時期 風邪の症状 インフルエンザの症状
発症前 喉に違和感がある 強い寒気
鼻がムズムズする 体がだるい
胃腸の調子が悪い
発症後 微熱 37℃~38℃ 高熱 38℃~40℃
頭痛 軽い 頭痛
関節痛
筋肉痛
強い
喉の痛み
咳/たん
軽い 咳/のどの痛み 強い
くしゃみ
鼻水
鼻づまり
ひき初めに出る くしゃみ
鼻水
鼻づまり
後から出てくる

 

しかし、風邪との大きな違いはインフルエンザの場合は、急激に強い症状が出るというところと全身に症状が現れるところです。

個人差はありますが、これらの前兆の症状が出て、ほぼ同時に高熱や関節痛などのインフルエンザの本格的な症状が現れはじめます。

インフルエンザが流行する11月~3月の寒い時期は、風邪っぽいかな?と思ったらまずインフルエンザを疑い外出を控えてください。

ただし、インフルエンザも型によって症状の出方が少し変わります。

A型の場合は38.0℃~40.0℃高熱や関節痛などがみられますが、B型の場合は37.0~38.0℃程度の発熱で高熱が出にくいとされています。

実際ただの風邪だと思い様子をみていたものの微熱と、体のだるさが続き病院行った時に検査をして貰ってB型インフルエンザと分かり驚く人もいます。

インフルエンザの特徴的な症状が現れなくても周りでインフルエンザが流行っている時は、病院で検査してもらうことをオススメします。

【インフルエンザの潜伏期間】感染力があるから注意しよう!

【インフルエンザの潜伏期間】感染力があるから注意しよう!

インフルエンザは感染力がとても高い病気で、症状が現れる1日前潜伏期間中にも感染力があるので注意が必要です。

特に小さな子供やお年寄りは、インフルエンザ脳症や肺炎など命に関わる合併症を起こすことがあるので一緒に住んでいる場合は、あなたがインフルエンザと診断される前のにも疑わしいと感じた時は、人との接触をなるべく避けるようにしましょう。

そして、ウイルス飛沫をなるべく抑えるマスクを装着して、感染率を下げるよう心がけてください。

このインフルエンザの潜伏期間でどれだけ早く適切な対応をするかで感染率をぐんっと下げることが可能です。

また、インフルエンザの診断が下りると、熱が下がってから2日間保育園や学校をお休みするように一定期間外出を禁止することが法律で決まっています。

これは、発症後1週間は熱が下がっていてもウイルスの感染力はまだ残っているからです。

【インフルエンザの潜伏期間】感染する前に予防対策しよう!

【インフルエンザの潜伏期間】感染する前に予防対策しよう!
インフルエンザの感染は、咳やくしゃみなどでウイルスが飛ぶことによる「飛沫感染」と、ドアノブなどに付着したウイルスが手などについてそこから口や鼻などの粘膜などから感染する「接触感染」があります。

インフルエンザの感染を予防することが一番大切ですが、感染した時に他人にうつさない為の対策もとても大切です。

【インフルエンザの潜伏期間】インフルエンザの予防接種を受けて感染を防ぐ!

インフルエンザはワクチン接種を受けることで、インフルエンザウイルスに対する抗体ができ発症しにくくなります。

予防接種を受けた後は2週間ほどで効果が出始め、5ヶ月くらい効果が続きます。

ただし、インフルエンザワクチンはその年に流行る型を予測して作られており、ワクチンとは違う型に感染することもあるので、予防接種だけでなくその他の予防法も必ず一緒に行ってください。

インフルエンザの予防接種は毎年10月頃から始まり、1歳~12歳までの子供は年2回(2~4週間の間隔を置いて2回目を接種)13歳以上は年1回接種します。

ただし、受験生や旅行や結婚式など大切な行事が控えている人は13歳以上でも2回接種することを勧めています。

【インフルエンザの潜伏期間】こまめに手を洗いしてウイルスを持ち込まない!

【インフルエンザの潜伏期間】こまめに手を洗いしてウイルスを持ち込まない!
手に付いたインフルエンザウイルスは洗い流すことで予防できます。

しかし、正しい洗い方をしないと感染予防にはならないので注意しましょう。

【正しい手の洗い方】

① 手を水で濡らして石鹸を手のひらにつけ、しっかりこすって泡立てる
② 手の甲をのばすようにこする
③ 指先や爪の先を手のひらにこすりつけるようにして洗う
④ 指の間を洗う
⑤ 親指と手のひらをねじるように洗う
⑥ 手首を洗う
⑦ 流水できれいに石鹸を洗い流す
⑧ 清潔なタオルやペーパータオルなどでしっかり水分をふき取る

という手順です。

全部で30秒ほどかかり「ぞうさん」の歌を2番まで歌うのと同じくらいの時間になります。

小さなお子さんは「ぞうさん」を歌いながら手洗いをすると楽しくできるのでオススメです。

【インフルエンザの潜伏期間】人ごみを避けて感染を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】人ごみを避けて感染を防ぐ!

インフルエンザが流行している時期に人が多い場所に行くとうつる確率が高くなります。

それこそ、中にはすでにインフルエンザの潜伏期間中の人もいるでしょう。

小さなお子さんやお年寄り、疲れがたまっている人、糖尿病などの基礎疾患がある人などは、なるべく人ごみを避けるようにしましょう。

どうしても人が多い場所に行かなければならない時は、マスクを付けたり、外出時間を短くするなどの対策しましょう。

【インフルエンザの潜伏期間】免疫力を付けて感染を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】免疫力を付けて感染を防ぐ!
体が弱っていると、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。

インフルエンザが流行る時期こそぐっすり眠って疲れが残らないようにし、バランスのいい食事を取って免疫力が落ちないようにしましょう。

【インフルエンザの潜伏期間】加湿でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】加湿でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ!
インフルエンザウイルスは空気が乾燥した環境を好み、活発に増殖していきます。

逆に湿度が高くなるとウイルスの増殖力や感染力は低下していき、湿度が50%以上あればウイルスの生存率が3~5%にまで低下するので予防効果は抜群です。

冬はエアコンなどで空気が乾燥しやすくなるので、加湿器や濡れたタオルを干すなどして室内の湿度を50~60%に保つようにしましょう。

【インフルエンザの潜伏期間】まめなうがいで喉の乾燥を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】まめなうがいで喉の乾燥を防ぐ
以前までは、うがいは手洗いに並ぶ風邪やインフルエンザの有効な予防法と言われていました。

しかし、最近の研究結果では、うがいは予防効果があるのかどうかハッキリしないとされています。

インフルエンザウイルスは喉の粘膜に付くと数分~20分以内に洗い流さないと体内に入ってしまいます。

20分以内の外出ならうがいも有効かもしれませんが、学校や会社などの外出先で数分~20分おきにうがいをすることは難しいため、うがいで洗い流すよりマスクでウイルスの侵入を防ぐ方が有効です。

ただし、喉の粘膜が乾燥していると感染しやすいので、喉を潤すという意味ではうがいは有効と言えます。

【インフルエンザの潜伏期間】他人にうつさない対策も大切です!

【インフルエンザの潜伏期間】他人にうつさない対策も大切です!
インフルエンザの発症後1週間は感染力が残っており、発症してから3日目の感染力が一番強いとされています。

インフルエンザをうつさないようにする方法としては次のようなことが有効です。

  • 咳やくしゃみが出る時にはマスクをつける
  • ティッシュで口や鼻を押さえて人のいない方に顔を向けて咳する
  • 使ったティッシュはすぐに捨てる
  • こまめに手を洗う
  • インフルエンザと診断されたら外出しない

ウイルスは目に見えるものではないので、うつしたり貰ったりしないように普段から一人一人が気を付けるようにすることが大切です。

インフルエンザの疑いがある時の診察を受けるタイミングは?

インフルエンザの疑いがある時の診察を受けるタイミングは?
インフルエンザに感染したかもしれないと思ったら、必ず病院で診察を受けましょう。

インフルエンザは症状が出てから48時間以内に抗ウイルス薬を投与することで発熱期間が1~2日短くなりより早く回復します。

しかし、現在使われている検査キットだと、体内である程度ウイルスが増殖してからでないと正しく診断できず、潜伏期間や初期症状の段階ではインフルエンザかどうか確定はできません。

そのため医療機関では、発熱してから12時間後~48時間の間に検査を受けるように勧めています。

インフルエンザと診断されたら、お医者さんの指示のもと抗ウイルス薬を服用して自宅で安静にしておきましょう。

  • インフルエンザの検査は、発熱してから12時間後~48時間の間に受ける
  • 抗ウイルス薬を投与すると回復が早くなる

インフルエンザの潜伏期間中の過ごし方

インフルエンザの潜伏期間中の過ごし方
今回は、インフルエンザの潜伏期間に見られる症状や、潜伏期間の過ごし方や、またインフルエンザの感染を防ぐ方法について紹介しました。

インフルエンザの潜伏期間は1~3日間です。

そして、インフルエンザ発症前の1日前からは他人にうつしてしまう程度の感染力があります。

インフルエンザが流行している時期は、いつでも感染する可能性があると思いましょう。

普段から外出する時は必ずマスクを付けて、帰宅後や食事前などマスクを外す時を目安としてこまめに手洗いをするなど予防と対策を心がけましょう。

そうすることでインフルエンザの感染を最小に抑えられます。